三池崇史監督最新作『初恋』主演は窪田正孝!10年ぶりのタッグでカンヌ国際映画祭へ
三池崇史監督最新作『初恋』(『FIRST LOVE(英題)』)が、第72回カンヌ国際映画祭で「監督週間」に選出されたことが先日発表されたが、この度、主役の葛城レオ役を窪田正孝が演じることが分かった。
今回、三池監督が挑んだのは原作のないオリジナル作品。希有の才能を持つプロボクサー、葛城レオ(窪田正孝)が、負けるはずのない相手との試合でKO負けを喫したことから、人生の歯車が一気に狂いはじめる。本作は、そんな彼が体験するアンダーグラウンドの世界で巻き起こる人生で最高に濃密な一晩を描く。
今年も『東京喰種 トーキョーグール【S】』(7月19公開)などの公開を控え、2020年度前期のNHK連続テレビ小説「エール」への出演も決定している実力派俳優の窪田は本作で、ドラマ「ケータイ捜査官7」以来約10年ぶりに三池監督とタッグを組むことに。再び三池ワールドに帰ってきた窪田は本作の撮影について「もう1度、面と向かって監督とセッションできたのは本当に幸せな時間でした」と振り返り、監督についても「本当に底知れない人間的魅力、チカラ、器が三池監督にはあるのだと思います。話してると普通の大阪のオッサンなのに(笑)」と冗談交じりに語った。
三池監督はいまや世界各国の映画祭の常連。カンヌ国際映画祭は2年ぶり7回目、「監督週間」には4年ぶり3回目の選出となるが「初めて撮ったラブストーリーがカンヌに選ばれた。幸せです。バイオレンスよ、さらば!!」と喜びを露わにしている。
ホラー、バイオレンスアクション、時代劇、とありとあらゆるジャンルを踏破し続けている三池監督が初めて挑んだラブストーリーは、一体どのように描かれるのだろうか。『初恋』は2020年公開予定だ。
文/編集部
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