西島秀俊、ピカチュウを抱っこ!竹内涼真は西島との“バディ”に「感動した」
日本発の人気ゲーム「ポケットモンスター」をハリウッドで実写映画化した『名探偵ピカチュウ』の初日舞台挨拶が5月3日にTOHOシネマズ日比谷で開催され、日本語吹替版キャストの竹内涼真、飯豊まりえが登壇した。これまでベールに包まれていた“名探偵ピカチュウ”の吹替えを西島秀俊が担当していることが発表され、サプライズで西島も出席。探偵帽にピカチュウを抱っこした姿を見せて、会場を盛り上げた。
世界中を魅了してきた「ポケットモンスター」シリーズ初の実写映画となる本作。「パシフィック・リム」「ダークナイト」シリーズなどのレジェンダリー・ピクチャーズが製作を手掛け、人間の言葉を話す名探偵ピカチュウと、相棒の青年ティムが事件に挑む姿を描く。
ティム役を担当した竹内の「ピカチュウって呼んであげてください」との言葉で会場に迎えられた西島。劇中ではかわいらしい見た目とは裏腹に中身は“おっさん”のピカチュウを演じたが、オファーの感想を聞かれると「本当にプレッシャーで。必死で、一生懸命にやらせていただいた」と意気込みを告白。竹内は「アフレコは一緒にできなかった」と別録りだったことを振り返りつつ、「映画ができた時にちゃんとバディになっていたのが、すごく感動した」と西島との掛け合いに大満足の表情を見せていた。
ヒロインのルーシー役の飯豊は完成作を観るまで“名探偵ピカチュウ”の配役を知らなかったそうで、「映画のエンドロールを見て、『西島さんなんだ!』って。ドッキリみたいな感じ」と驚愕。また飯豊は「監督から『現場でプロテインを飲みながらアフレコをしている』と聞いた」と竹内のアフレコの様子を暴露するひと幕も。「普通はお水を持ってアフレコ室に行く。監督は『彼はプロテイン。そんな人いない』って言ってた。どれだけストイックなのか」と楽しそうに続けると、竹内は「タンパク質の補強は欠かせない。アフレコ中も摂取させていただきました」と茶目っ気たっぷりに語り、会場を笑わせていた。
取材・文/成田 おり枝