『アベンジャーズ/エンドゲーム』以降のMCUはどうなる?ラインナップを総まとめ!
ブラック・ウィドウの単独映画の後は、ライアン・クーグラー監督が再びメガホンを取る『ブラックパンサー』(18)の続編や、ジェームズ・ガンが監督として復帰する「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズの第3作、ベネディクト・カンバーバッチ主演、スコット・デリクソン監督の『ドクター・ストレンジ』(16)の続編公開も控えている。さらにはMCUシリーズ初、アジア人がヒーローの『シャン・チー』や、アンジェリーナ・ジョリーとドラマ「シリコンバレー」で知られるクメイル・ナンジアニが出演する『エターナルズ』の製作も決まっている。『エターナルズ』には現在、「ゲーム・オブ・スローンズ」のロブ・スターク役で有名なリチャード・マッデンが出演交渉中だと、米バラエティが報じている。
また、ディズニーが21世紀フォックスを買収したことにより、フォックスが所有する「X-MEN」、「デッドプール」や「ファンタスティック・フォー」シリーズと、ディズニーのMCUのクロスオーバーにも期待が膨らむ。米情報サイトComic Genreは、『X-MEN:ダーク・フェニックス』(6月21日公開予定)がフォックス製作の最後のマーベル作品になり、その後正式にフォックスの所有コンテンツやキャラクターがディズニーに移行するのではないか、と予測している。
MCUのファンたちにとっては、今後アベンジャーズを率いる主格のキャラクターは誰になるのか、ソーは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の続編に出演するのか?など気になる点が数多く残っている。そしてマーベルには、未だ実写化されていない「シーハルク」や「ムーンナイト」、「スパイダーウーマン」やアニメ『スパイダーマン:スパイダーバース』(18)のマイルス・モラレスといった、単独映画としてもインパクトがある個性的なキャラクターがまだまだ沢山いる。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、MCUにとって10年という節目になったが、例えフェイズ3の幕が閉じようとも、今後も映画界でマーベル旋風の勢いが衰えることはないだろう。
LA在住/小池かおる