『カバネリ』の舞台挨拶が開催!初参加の声優、三⽊眞⼀郎「参加できず、やきもちを焼いていました」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『カバネリ』の舞台挨拶が開催!初参加の声優、三⽊眞⼀郎「参加できず、やきもちを焼いていました」

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『カバネリ』の舞台挨拶が開催!初参加の声優、三⽊眞⼀郎「参加できず、やきもちを焼いていました」

2016年にテレビアニメが放送され、その後も総集編映画やソーシャルゲームへと展開するなど、絶大な人気を誇る「甲鉄城のカバネリ」。シリーズ最新作『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』の公開初日となった10日、新宿ピカデリーで舞台挨拶が開催。主役の生駒(いこま)役の畠中祐、ヒロインの無名(むめい)役の千本⽊彩花、忠義の厚い武士、来栖(くるす)を演じる増⽥俊樹、本作の新キャラクター・景之(かげゆき)役を務める三⽊眞⼀郎と、監督の荒⽊哲郎が登壇した。

【写真を見る】『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』の公開初日にキャストと荒木監督が登壇の舞台挨拶が開催
【写真を見る】『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』の公開初日にキャストと荒木監督が登壇の舞台挨拶が開催

「甲鉄城のカバネリ」とは戦国時代や江戸時代を思わせる極東の島国「日ノ本(ひのもと)」を舞台に、ゾンビのような不死の怪物・カバネと戦う、人でもカバネでもない存在・カバネリとなった生駒や無名たちの物語が描かれる。タイトルの「甲鉄城」とは「駿城(はやじろ)」と呼ばれる装甲蒸気機関車の一つで、生駒たちはこの機関車に乗って安息の地を求めて旅をしている。スチームパンク的な蒸気機関を使ったガジェットが登場する一方で、武士など時代劇を思わせる設定にホラー要素も加わった、独創的な世界観が本作の特徴だ。

実力派声優の三⽊眞⼀郎が『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』を語る
実力派声優の三⽊眞⼀郎が『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』を語る

登壇メンバーで唯一、本作で作品に参加した三木。その気持ちを聞かれて「(TVシリーズの)オンエア時から評判は聞いていたので、当時は自分が参加できていないことにやきもちを焼いていました(笑)。なので、今回お話をいただいて、とてもうれしかったです」と振り返る。続けて、「1人別録りで不安もあったのですが、レギュラー陣がすでにアフレコした音声が、すごくやりやすかったです。チームとして、いい雰囲気が出来上がっているなと感じました」と後輩たちの演技を絶賛する。

生駒役の畠中祐
生駒役の畠中祐
ヒロイン・無名(むめい)役の千本⽊彩花
ヒロイン・無名(むめい)役の千本⽊彩花

それを聞いていた畠中、千本木、増田は感無量な様子で、「僕ら若手にとっても、三木さんがキャストに加わってとても安心しましたし、楽しみでした」と増田。畠中が「自分でも動揺するぐらいに(三木演じる)景之に感情移入してしまいました!」と続け、千本木も「生駒と無名も景之みたいになっていたかもしれないと思うと他人事じゃなかったし、胸に刺さりました」と話すなど、三木や彼が演じた謎のカバネリ・景之に感銘を受けたよう。

武士・来栖(くるす)を演じる増⽥俊樹
武士・来栖(くるす)を演じる増⽥俊樹

改めて『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』に参加した感想を聞かれたキャスト陣。千本木が「アフレコもあっという間でした。演じるみんながそれぞれのキャラクターに見えてくるのを肌で感じました」と語ると、畠中が「増田さんは後ろの方で静かに座っていて、じっと睨めつける姿がまさに武士のようでした」とキャストとキャラクターとのシンクロ具合について言及。増田は「一朝一夕でできる座組ではないですね。テレビシリーズで作り上げたものがとても濃密だったので、本作を録るうえでも如実に表れたのかたなと思います!」と本作に手ごたえを感じている様子だった。

取材・文/トライワークス

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