アンジー「文句言ってるのは1人」、レイプ被害者団体に反撃
ボスニアを舞台としたラブストーリーで監督デビューを果たすアンジェリーナ・ジョリーが、現地のレイプ被害者女性団体から“彼女を国連大使から外してほしい”と国連に直訴されてしまった件について、例によって強気で反撃に出た。
ボスニアのレイプ被害者女性団体は、この作品について“ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争中に恋に落ちたセルビア人男性と彼にレイプされたボスニア人女性の話”と地元メディアが報じたことから、同作品とアンジェリーナ・ジョリーへの抗議運動を繰り広げている。
US WEEKLY誌によれば、アンジーは「文句を言っている人が1人いるのよね」とコメントしたそうで、「大多数の人々が、国民も、出演者たちも、政府要人も、みんな支援してくれているわ」と語り、現地の製作関係者の95%は紛争の体験者だが、全員が協力的だと主張している。【UK在住/ブレイディみかこ】
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