ナオミ・ワッツ、『愛する人』で妊娠中に撮影、妊婦姿を惜しげもなく披露!
ドーヴィル・アメリカ映画祭でグランプリを受賞し、試写会でも号泣する観客が後を絶たない『愛する人』(2011年1月15日公開)。本作の主演、ナオミ・ワッツが妊娠中の身でありながら出演を懇願し、劇中では、妊娠中のお腹を、服をまくりあげて堂々と披露している。
妊娠姿で登場する決意をしたのは?の問いかけにナオミ・ワッツは、「本来は、私の妊娠より前に撮影を始めている予定だったの。他の俳優さんとのスケジュール調整があったり、映画俳優組合のストライキの時期に当たってしまって撮影に入ることができなくなってしまったの。それでロドリゴ監督が、君を待とう(出産後の復帰を待つということ)って言ってくれたの。嬉しいことよね。低予算映画だったから、まず大きなお腹を人工装具で作る予算がなかったのよ。それに人工のお腹は見た目も良くない。だから、いくつかのシーンは私の本物の妊婦姿を撮ることにしたの。それでロドリゴが撮影のカメラマンとニューヨークまでやって来て撮影したのよ」とコメント。また、この映画は妊娠している時にやる仕事としては、かなりきついのでは?の質問には、「授乳中の時期に撮影のために仕事に戻ったのは大変だったわ。子供ができると人によっては6ヶ月産休を取る人もいるけれど、私は子供は生まれて8週間で仕事に戻ったの。全体の撮影日数は覚えていないけど、私の撮影は全部で10日だったわ」と語る。本作での彼女の体当たり演技はまさに必見だ。【Movie Walker】
作品情報へ