松山ケンイチが早乙女太一にムラムラ!?「色気があって…」と声色を絶賛

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松山ケンイチが早乙女太一にムラムラ!?「色気があって…」と声色を絶賛

完全オリジナル劇場アニメーション映画『プロメア』(5月24公開)の完成披露舞台挨拶が、5月15日にTOHO シネマズ六本木で開催。声優を務めた松山ケンイチ、早乙女太一、堺雅人、ケンドーコバヤシ、古田新太、佐倉綾音、脚本の中島かずき、今石洋之監督が舞台挨拶に登壇した。

『プロメア』の完成披露舞台挨拶が開催された
『プロメア』の完成披露舞台挨拶が開催された

本作は、「天元突破グレンラガン」を手掛けた監督・今石洋之×脚本・中島かずきによるオリジナルアニメ。舞台は、炎を操る人種“バーニッシュ”が出現し、世界の半分が焼失した30年後。攻撃的な一部の面々が再び襲い掛かり、高機動救命消防隊“バーニングレスキュー”が立ち向かう…というストーリーだ。

松山はバーニングレスキュー新人隊員のガロ役、早乙女は炎上テロリストのリオ役、堺は自治共和国プロメポリスの司政官クレイ役、ケンドーコバヤシはバーニングレスキューのマスコット的存在のビニー役、古田はデウス・プロメス博士役、佐倉は女性隊員のアイナ役を務めている。

【写真を見る】声で出演した早乙女太一、松山ケンイチ、堺雅人(左から)
【写真を見る】声で出演した早乙女太一、松山ケンイチ、堺雅人(左から)

映画の世界観をイメージした、炎が渦巻く劇場内に登場した松山らは、劇団☆新感線の座付き作家である中島、今石監督と共にアフレコ時の裏話などトークセッション。最初に今石は「足掛け5年、6年やっていたので、もうできないんじゃないかとも思った」と、制作の苦労を語り、鮮やかな色彩の表現などについて「通常の3倍くらいかかりました」と打ち明けた。

また、キャスティングについては、「第一希望で提案したらそれが通って、ヒャッホーって感じ」と今石。これに、主演を務めた松山は「かずきさんが描いてくれる僕の役は、だいたいバカなんですけどね」と反応。「またバカをやったらいいのかなと思いながらも(笑)、熱さを届けなきゃいけないなと思いました」と、自身の役どころについて語った。

さらに、完成作を観て、ほかのキャストの声を聞いた感想を求められると、松山は「太一君は色気があって、キャラクターに本当にマッチしていて。男性なんですけど…ちょっとなんかムラムラする感じ」と真顔で回答。それを聞くや否や、早乙女は「気持ち悪いなあ(笑)」とボヤき、古田らから「グッとくるとか言えばいいじゃん!」と総突っ込みを受けていた。

また、堺が「後半大きな声を出すので、最初はセーブしていたらセーブするなといわれて。レベル1~5があるとしたら、早いシーンからレベル5で。その時の眩暈に似た感覚はどうしようかと。手抜きできないと思いました」と話すと、「僕は最初からレベル5でした」と松山。そんなエネルギッシュな松山を、堺は「休憩になってすぐ弁当を食べたんです。この人についていこうと思いましたね」と冗談を交えて語った。

最後に、本作の見どころについて堺は「収録が終わったら松山くんは数日寝込んだそう。僕は寝込みはしなかったけど喉の消炎剤が手放せなかった。皆さんも観て是非、寝込んでください(笑)」、早乙女は「本当に痛快で、めちゃくちゃ気持ちいい作品なので気持ちよくなって帰ってください」、松山は「作品には新しいものも含まれているけれど、『グレンラガン』などこれまでの作品から続いている声優さんたちの演技や、今回初参加とは思えない佐倉さんのマッチ具合も見どころ。すごく熱い映画です」、今石監督は「うんざりするほどこだわっているんですけど、アウトすれすれをねらったので見やすいと思います!」と、それぞれが熱く語っていた。

取材・文/平井 あゆみ

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