噓も方便!?フランス紳士の“口説きテクニック”が鮮やかすぎてちょっぴり危険!
『最強のふたり』(11)を生んだ制作会社ゴーモンが手掛け、本国フランスで観客動員200万人超えの大ヒットを記録した『パリ、嘘つきな恋』が5月24日(金)から公開される。嘘つき男と車椅子の美女の恋愛模様が描かれる本作では、シャレっ気たっぷりで時に不謹慎(!?)な嘘も登場。豪快で思わず感心してしまうような女性の口説き方の数々をご紹介しよう!
『パリ、嘘つきな恋』は、ゲーム感覚で恋を楽しむプレイボーイのジョスランが主人公。ナイスミドルな彼が“ある嘘”をきっかけに1人の女性と出会い、真実を隠したまま本気の恋に落ちていくが、次第に自身のついた嘘に縛られてしまい…という一筋縄ではいかない恋の行方を描いている。
女性のこととなると“呼吸するかのように”嘘をつき、巧みな話術で所構わず手当たり次第に近寄っていくジョスラン。例えば、空港の税関員が美女だとわかると、「実は大麻2キロ分持ってるんだけど、荷物チェックする?2人だけで…」と、彼女の仕事に絡めたブラックなジョークをかましながらアプローチ。さらに、税関を抜けて美女の出迎え人を発見すると、ネームボードに書かれた人物になりすまし、話を強引に合わせて連れだってしまう始末だ。
パーティでも、「昔、リスボンで漁師をしていたんだ」とちょっぴりワイルドぶって見せたり、「アフリカの部族とも交流した」などと嘘の武勇伝をかましまくるジョスラン。実は50歳目前だが、ちょっとでも若く見せようと年齢をサバ読んで挨拶する姿も、こなれ感がハンパない。
亡くなった母の部屋で彼女の車椅子に座りながら遺品を整理していたジョスランは、ケアワーカーの美女が引越しの挨拶に訪ねてくると、とっさに車椅子生活だと話を合わせてしまう。そんな風に、女性と仲良くなるためなら頭をフル回転させて、にこやかにどんな嘘もついてしまうというチャラ男の鑑(?)とも言えるような男なのだ。
この車椅子の嘘から、自体は思わぬ方向に展開し、本気の恋へと動き出していくジョスラン。初めて真剣な気持ちに目覚めた彼の恋の行方は果たして…?
文/トライワークス