長澤まさみ演じる信用詐欺師に“騙される人”が続出!?『コンフィデンスマンJP』が首位スタート!
GWの喧騒も過ぎ去り、天候にも恵まれたこの週末。5月18・19日の週末動員ランキングは邦画勢の奮闘が目立った。
人気TVドラマの初の劇場版が首位発進!
『アベンジャーズ/エンドゲーム』や『名探偵ピカチュウ』といった洋画のビッグタイトルを抑えて首位スタートを決めたのは、『コンフィデンスマンJP』。土日2日間で動員28万4000人、興収3億8600万円を記録。初日から3日間の累計では動員35万7000人、興収4億8000万円を突破する好スタートとなった。
テレビシリーズが放送されたのは2018年4~6月と約1年前。その最終話前の第9話で映画化が発表され、ファンは待たされた格好となったが、“わかっていても騙されるな”など、長澤まさみら演じる信用詐欺師たちの華麗なテクニックに翻弄されたという声がSNSで多く見られた。公開前にはテレビシリーズの再放送なども行われ、本シリーズを観たことがなかったという人もこの機会にチェックし、劇場に足を運んだという人も少なくないはず。
今週は6位と7位にも邦画がランクイン。6位の『うちの執事が言うことには』は人気小説をKing & Princeの永瀬廉主演で映画化したミステリー。7位の『居眠り磐音』は数々の時代小説で知られる佐伯泰英の人気シリーズを映画化したもの。両者ともに原作人気の高い作品だが、それぞれキャスト陣の好演も動員に大きく影響しているようだ。
前作を上回るペースで興収を伸ばす『名探偵コナン』は応援上映の実施が決定!
今週は4位と前週から1つランキングを落としたが、公開から1か月以上経っても勢いが衰えないのが『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』。累計動員は651万人、興収は83億円を突破。これはシリーズ最高興収(91.8億円)を記録した『名探偵コナン ゼロの執行人』の同時期に比べると115%という記録で、シリーズ初の興収100億円突破も見えてきた。
また、5月30日(木)には全国20の劇場で“根性の応援上映”と題された応援上映が決定!本作には、シンガポールを舞台に巻き起こるド派手なアクションシーンや、いつも余裕な怪盗キッドが追い詰められる姿、400戦無敗の空手家、京極真の会心の一撃など、大スペクタルな映像満載で、応援上映にピッタリなのは間違いない。リピーターの人はもちろん、まだ観ていなかったという人は、ぜひこの機会に劇場に足を運んでみてほしい。
文/トライワークス
1位 コンフィデンスマンJP
2位 名探偵ピカチュウ
3位 キングダム
4位 名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)
5位 アベンジャーズ/エンドゲーム
6位 うちの執事が言うことには
7位 居眠り磐音
8位 映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン −失われたひろし−
9位 映画 賭ケグルイ
10位 レプリカズ
※興行通信社調べ