ディカプリオ&ブラピがハリウッド黄金時代を体現!『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』最新予告

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ディカプリオ&ブラピがハリウッド黄金時代を体現!『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』最新予告

ヘイトフル・エイト』(15)から4年、クエンティン・タランティーノ監督の最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの豪華2大スターの共演で注目を集めている。現在開催中の第72回カンヌ国際映画祭で映画本編がついにお披露目となり、あわせて最新予告映像が解禁された。

舞台は1969年のロサンゼルス。ハリウッド黄金時代の最後の瞬間をタランティーノの製作、脚本、監督で描いた本作は、タランティーノが実際に自分が育った当時のハリウッドに郷愁とリスペクトを込め、5年の歳月を費やして脚本執筆したのだという。予告映像では、こだわりぬいて再現された1969年当時の音楽と色彩、そしてハリウッドの街並みを背景に、謎に包まれていたストーリーの一端が垣間見えるものとなっている。

映像は、ハリウッドで俳優として再び栄光を取り戻そうとしている落ち目の俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)と、長年彼のスタントマンを務めているクリフ・ブース(ブラッド・ピット)が、いかにも映画界の大物風のシュワルツ(アル・パチーノ)にバーで会うところからスタートする。また、リックが映画撮影中、演技がうまくいかなくて一人トレーラーで毒づくシーンなどがあり、リックが映画界での生き残りを賭けて苦戦しているさまが描かれ、その傍らスタントマンとしてリックと軽口をたたきながらも彼を励ますクリフとの友情も見られる。

スタントマンという役柄だけに50代とは思えないブラッド・ピットの肉体美はもちろん、ブルース・リーのアクション・シーン、当時の実在の映画のポスターやパロディなど、映画ファンにはたまらないシーンも盛りだくさん。シャロン・テートを演じるマーゴット・ロビーは「私はシャロン・テート」と名乗り、この直後に悲劇に見舞われることなど予想だにしていない、溌溂とした姿を見せている。

最後の「この街では、なにもかもが一瞬で変わってしまう」という意味深なリックのセリフは、一夜にしてスターを生む出す一方、残酷なまでの惨劇も生まれ得るというハリウッドの光と影を暗示しているかのようだ。

ほかにも、先日急逝した「ビバリーヒルズ高校白書」のルーク・ペリー、『ヘイトフル・エイト』のブルース・ダーン、『アイ・アム・サム』(01)のダコタ・ファニングのほか、ジェームズ・マースデン、ティム・ロス、マイケル・マドセン、カート・ラッセルなどいずれ劣らぬ実力派の面々が顔を揃えている。

タランティーノが、開催中のカンヌ国際映画祭で25年ぶりのパルム・ドール受賞となるかにも、期待が高まる本作。8月30日(金)の公開を楽しみに待ちたい!

文/編集部

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