『X-MEN:ダーク・フェニックス』吹替えキャストが一斉解禁&アジアファンイベントは熱狂の渦!
世界を危機に陥れる強大な敵とミュータントたちの時空を超える壮絶な戦いを描き、全世界累計興収が28億ドルを超えた大ヒット・シリーズ「X-MEN」。最新作『X-MEN:ダーク・フェニックス』の公開が迫るなか、5月27日には韓国ソウルにて大規模のアジアファンイベントと記者会見が開催。また日本でも豪華吹替キャスト10名が一挙解禁された。
本作の舞台はジーン・グレイが巨⼤な脅威であるアポカリプスへの壊滅的な⼀撃を与え、⼈類を救った戦いから10年。宇宙ミッションでの事故によってジーンのダークサイドが増殖し、内に封じ込められていたもう一つの人格“ダーク・フェニックス”を解き放ってしまう。全宇宙の破滅を止めるため、X-MENがジーンの“悪”に⽴ち向かう。
ソウルで行われた記者会見には、サイモン・キンバーグ監督、エヴァン・ピーターズ、タイ・シェリダン、マイケル・ファスベンダー、ソフィー・ターナーが登壇。ソフィーの演技について、ファスベンダーは「最強のジーン・グレイが中心で、これがラストに相応しい。そのジーンをソフィーは見事に演じていた」と、感心した様子。これを受けソフィーは「主役を任せてくれて本当にうれしかった。このシリーズは製作陣とキャスト陣が人間性のあるキャラクターをしっかりと作り上げてきたから人々に愛され、レガシーがある」と本シリーズの存在をたたえた。
人気キャラ、俊足のクイックシルバー役のピーターズに対して「同じくアメコミの俊足ヒーロー“フラッシュ”とどっちが速いと思うか」との質問が飛ぶと、「クイックシルバーさ!」と自信満々に答え会場は大爆笑。ファスベンダーは「シリーズの中でだれが一番原作のキャラクターとイメージがあっているか?」という質問に、「ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンかな、あとハル・ベリーもパトリック・スチュワートもいいけど、やっぱり“僕のマグニートー”が一番はまっているね」と自画自賛、場内の笑いを誘った。
夜には、会場を変えてファンイベントが開催。2000人近いX-MENファンの前に、今回参加できなかったニコラス・ホルト、ジェシカ・チャステイン、ジェームズ・マカヴォイからのビデオメッセージが流れ、会場のテンションは一気にヒートアップ!そしてゲストたちが到着すると、あるゲームが開始。ランダムにスクリーンに表示されるキャラクターの決めポーズを速攻で演じるというもので、クイックシルバーが出題された時は、全員が走るポーズ、お題がサイクロップスの時は、皆がこめかみあたりを指で押さえるなど息のあったところを披露し、ファンも大喜びのままイベントは幕を閉じた。
熱い盛り上がりを見せる本作だが、日本でもいよいよ吹替えキャストが解禁、それぞれのコメントも到着した。まずは“ダーク・フェニックス”へと覚醒する主人公ジーン・グレイを、『X-MEN:アポカリプス』(16)に続き能登麻美子。ジーンの恋人として物語のカギを握るサイクロップスを木村良平。おなじみのX-MENメンバーはプロフェッサーXに内田夕夜、マグニートーに三木眞一郎、ミスティークに牛田裕子、ビーストに浅沼晋太郎、ストームに志田有彩、ナイトクローラーに内山昂輝、クイックシルバーに吉野裕行と、アニメ作品や映画吹替で知られる豪華声優陣が前作に続き続投。そしてアメコミ作品初出演のジェシカ・チャステインが演じるヴィラン“謎の女”は、浅野真澄が担当となった。
シリーズ最終章として壮絶なクライマックスを迎えることになる『X-MEN:ダーク・フェニックス』は、6月21日(金)より公開となる。