三吉彩花がシュレッダーの紙吹雪のなかで舞い踊る!『ダンスウィズミー』ミュージカルシーンが到着

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三吉彩花がシュレッダーの紙吹雪のなかで舞い踊る!『ダンスウィズミー』ミュージカルシーンが到着

『ウォーターボーイズ』(01)、『スウィングガールズ』(04)、『ハッピーフライト』(08)の矢口史靖監督によるコメディ・ミュージカル『ダンスウィズミー』(8月16日公開)。本格的なトレーニングを重ねてキャスト自らが演じるミュージカルシーンと予測不能なストーリーが注目の本作より、このたび、主演の三吉彩花が、シュレッダーの紙吹雪のなかで舞い踊る「ハッピーバレー」のシーンが初解禁された。

静香(三吉)は子どもの頃からミュージカルが大の苦手。しかし、とあるきっかけで音楽が聞こえるとミュージカルスターのように歌い踊りだすカラダになってしまう。スマホの音や日常に溢れる音楽にまで反応し、所かまわず歌い踊りだすせいで恋も仕事も失った静香は、原因を探すため日本中を奔走する。しかしその先には、裏がありそうなクセ者たちとの出会いと、さらなるトラブルが待ち構えていた…。

様々なダンスシーンがある本作のなかでも特別華やかで、これぞミュージカル!というべき大人数で歌い踊るシーンが、静香のオフィスで披露される「ハッピーバレー」のシーンだ。シュレッダーの紙切れが大量に入った袋を受け取ると紙吹雪のようにオフィス中にまき散らしていく静香がかつがれるようにデスクのうえに飛び乗ると、赤いハイヒールで軽快なステップを踏み、縦横無尽に華麗なターンを披露。長い手足を活かした美しいバレエダンスを続け、最後はウキウキの笑顔と決めポーズでミュージカルスターばりのフィニッシュを決めるという、見ごたえのある仕上がりとなっている。

実はこのオフィスでのダンスシーン、8回ほど振付がガラッと変わったことから、三吉は何度もダンスを繰り返し、長時間かけて作り上げたシーンだという。楽しそうに踊りを披露している三吉だが、この3分弱のシーンのために約2か月も練習をして撮影に臨んだのだそう。撮影当日に振付が変わることもしばしばあったが、それでもひたむきに踊り続けた三吉に対し、矢口監督は「その場で振付を変えても三吉さんはすぐ覚えてしまうのがすごいと思った」と感心しきり。

シーンのなかでも印象的なシュレッダーの紙切れをばらまく振り付けは、現場で監督が思いつき急遽取り入れたとのこと。紙吹雪が舞うことで三吉のダンスは一層輝きを増し、ハッピーバレーの軽やかな曲調にとともに、より印象的なものとなった。

カナダや中国での映画祭上映も終え、すでに世界各国で好意的な評価を得つつある『ダンスウィズミー』。誰もが笑顔になれる本作は、ぜひ劇場のスクリーンで堪能してほしい。

文/編集部

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