アカデミー賞ノミネート予測 主演女優賞編

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アカデミー賞ノミネート予測 主演女優賞編

ゴールデングローブ賞では、主演男優賞と主演女優賞はドラマ部門とミュージカル・コメディ部門に別れてノミネートされるため、各5人合計10人の女優がノミネートされるが、この度ハリウッド・レポーター紙がアカデミー賞主演女優有力候補者5人の予測を発表している。

ゴールデングローブ賞では、ドラマ部門にハル・ベリー(『Frankie and Alice』)、ナタリー・ポートマン(『ブラック・スワン』)、ミシェル・ウィリアムズ(『Blue Valentine』)、二コール・キッドマン(『Rabbit Hole』)、ジェニファー・ローレンス(『Winter's Bone』)が、コメディ・ミュージカル部門には、アネット・ベニング(『キッズ・オールライト』)、アン・ハサウェイ(『Love and Other Drugs』)、アンジェリーナ・ジョリー(『ツーリスト』)、ジュリアン・ムーア(『キッズ・オールライト』)、エマ・ストーン(『Easy A』)がノミネートされている。

この10人の中から栄えあるアカデミー賞候補に選ばれたのは、ドラマ部門からナタリー・ポートマン、ミシェル・ウィリアムズ、二コール・キッドマン、ジェニファー・ローレンス、コメディ・ミュージカル部門からアネット・ベニングの5人だ。

これまでの賞レースの結果からは、アネットとナタリーの一騎打ちが予想されていたが、ここにきてミシェルの株が急上昇している。相手役のライアン・ゴズリングもゴールデングローブ賞の主演男優賞にノミネートされているが、「ミシェルの演技を見れば、『Love and Other Drugs』のアン・ハサウェイのセックスシーンなどとても太刀打ちできないだろう。映画で見たセックスシーンの中で最も美しい」と絶賛するメディアもあるほど。

限定公開のうえ、NC-17(17歳未満入場不可)だったため興行成績はあまり期待できないが、作品への評価の高さから公開直前に公開日が31日から29日に前倒しされると共に、NC-17がR指定(17歳未満は保護者同伴でないと入場不可)に変更されており、一気にミシェルがフロントランナーに躍り出る可能性が出てきた。【NY在住/JUNKO】

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