白石麻衣に齋藤飛鳥…乃木坂46メンバーの『いつのまにか、ここにいる』までの軌跡<写真10点>
テレビをつければCM、歌番組にドラマと、その姿を観ない日はない乃木坂46のメンバーたち。現役トップアイドルとして活躍する彼女たちを捉えた4年ぶりとなるドキュメンタリー映画『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』が現在公開中だ。本作から乃木坂メンバーの姿をチェックしていきたい。
第一期生の中でもエースとして抜群の人気を誇り、最初期からグループを支えてきた西野七瀬。本作は彼女の卒業をきっかけに、シングルミリオンセールスやレコード大賞受賞を果たした17年、史上初の明治神宮球場&秩父宮ラグビー場での2会場同時ライブ開催を成し遂げた18年などグループの近年の歩みを振り返り、そして今後について模索する様子を、メンバーへのインタビューを通して映し出していく。
そもそもは、2011年に秋元康のプロデュースによりAKB48の公式ライバルグループとして誕生した乃木坂46。グループ名の「乃木坂」は、最終オーディション会場でもあった「SME乃木坂ビル」に由来し「46」は、AKB48より人数が少なくても負けないという意気込みとしてつけられた。3万8934人の応募の中から選ばれた36名が結成メンバーとして活動を開始し、2012年にはデビュー曲「ぐるぐるカーテン」を発表。以降、新メンバーの参加や卒業を繰り返しながら、その人気を不動のものとしてきた。
15年にはグループ初のドキュメンタリー映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』(15)も公開。現在もグループを牽引する白石麻衣、生田絵梨花のほか、当時の主力メンバーであった西野や生駒里奈、橋本奈々未にフォーカスが当てられた。素人だったメンバーたちがアイドルに成長していく過程が捉えられ、映画ファンの間でも「今年のナンバーワン映画だ!」と話題に上がるなど、熱い反響を呼んだ。
そんな『悲しみの忘れ方~』から満を持して公開された本作では、モデルとしてもファッション誌などで活躍し、17年に発売された2nd写真集「パスポート」が大きな話題を集めた白石や、『あの頃、君を追いかけた』(18)でヒロインを演じた齋藤飛鳥、ミュージカル女優としても活躍し、今年発売の写真集「インターミッション」が上半期の“歴代最多売上”を記録した生田など、幅広いジャンルで活躍するメンバーのインタビューを収録している。
また17年のシングル「逃げ水」で、3期生初となるWセンターを務めた与田祐希や大園桃子など、次期エースとして期待されている、これから来るであろうメンバーも粒が揃ったグループになっている。そんないまをときめくトップアイドルたちは、どのようなことを考えながら活動しているのか…?本作でその世界の一端を覗き見してみてほしい。
文/トライワークス