ケンカも日常茶飯事!?「ストレンジャー・シングス」子役キャストたちは「家族のような存在!」
「大切にしたのは、自分が子どもであることをちゃんと体験していること」(セイディ)
自由気ままに口をはさみ、爆笑し合う姿は、スターというよりも飾り気のない仲良しの子どもたちといった印象。しかし、周りよりも早く大人が取り巻く環境に身を置いてきたのも事実だ。
――みなさんは周りの子たちより早く大人の世界に足を踏み入れていますよね。
ケイレブ「小さいころはエネルギーが有り余っていたから、ジッとしてられないんだよ。でも大人の仕事をするためには落ち着かないといけない。そういう態度みたいなところを早くに学んだよ」
セイディ「私みたいにブロードウェイ出身だと特にそれはあったかな。子どもが1人だけってこともよくあるの。こういうシリーズだと周りに子どもがいるから環境が違うけどね」
ゲイテン「でもいいこともあるよね。大人たちと対等に話ができることは、とっても自分のためになるよね」
セイディ「子どもより大人たちの方が、話がしやすいのよね」
――そういう中で、いわゆる“普通の子ども”を演じる上で難しかったことや大事にしたことは?
ゲイテン「そうだね…特に苦労はないかな。僕にとっては大好きな仕事だからね。地に足をつけることは大切にしているよ」
セイディ「演技をする上で一番大切にしたのは、実際に自分が子どもであることをちゃんと体験していることが大切っていうアドバイスかしら」
ノア「僕もそう。できる限り大人になる前の子ども時代も大切にすることが、演じる上で重要なんだと思うよ」
――経験しようがない80年代に生きる子どもを演じる上で何か参考にしたことはありますか?
ケイレブ「特にシーズン1の時は、80年代の雰囲気をつかむために様々な映画を観たよ。『グーニーズ』や、『E.T.』だったりね。中でも『スタンド・バイ・ミー』が気に入ったな」
ノア「僕は『グーニーズ』がお気に入りだね。なぜなら(シーズン2に登場し、ノアの父親代わりとなる)ショーン・アスティンが出ているからさ」
ゲイテン「でもシーズンを重ねていくうちに、そういった作品を参考にしなくても、理解ができるようになったよね。いまは土台ができているんだと思うよ」
セイディ「私の場合はシーズン2から参加しているんだけど、そういう作品を観る必要はなかったわ。シーズン1があったから、雰囲気をつかむことができたの」