血を拭いたハンカチを“クンカクンカ…”!?変態キャラの月山を松田翔太が怪演!
人を喰らわないと生きていけない喰種(グール)になってしまった青年の数奇な運命を描く、人気コミックが原作のバトルアクション『東京喰種 トーキョーグール【S】』(7月19日公開)。実写映画第2弾となる本作では、そんな喰種と喰種との戦いが描かれるが、窪田正孝演じる主人公・金木から主役の座を奪ってしまったのでは?と感じられるほど存在感たっぷりなキャラクターなのが、松田翔太が演じる月山習だ。
独特のセリフ回しやストーカーまがいの行動力など、原作コミックやアニメ版でも人気を博したキャラクターの月山は、美食家(グルメ)の異名を持ち、喰種の間でも浮いた存在。豪華な屋敷に住み、常日ごろから貴重な食材で作られた人肉料理を食べている。食へのこだわりは強く、喰種しか入れない喰種レストランにも出入りするなど、“喰らう”という喰種の本能が色濃く出たキャラクターとも言える。
そんな月山がある日出会ったのが、喰種(グール)と人間のハーフである金木。すぐさま他者との違いを感じ取り、以来、金木の通う大学にまで現れるなど、すっかり金木の虜に。読んでいた本で指を切ってしまった金木の血を拭いたハンカチを、「トイレで洗ってくるから」とその場からそそくさと退出。ハンカチを“スーハースーハー”嗅ぎ、恍惚の表情を浮かべてその場に崩れ落ちる姿はまさに“変態!”そのもの。
宮野真守が演じたアニメ版の月山も放送時には“気持ち悪い”と言われるほどに話題になったが、そんなアニメ版を上回るほどの強烈なインパクトを放っている。これまでにも数々のキャラの濃い役を演じてきた松田翔太だが、“トレビアン”“カネキくんを食べたい”などの名セリフの数々は彼が演じるからこそキモさも抜群。ぜひ、松田版の月山にも注目してほしい!
文/トライワークス
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