3DCGになっても美少年っぷりは変わらず!いまさら聞けない「聖闘士星矢」って?<写真14点>
1985年12月(1986年1・2合併号)に週刊少年ジャンプで連載が始まり、その翌年にはテレビアニメが放送スタート。日本のみならず世界中でブームを巻き起こした車田正美の大ヒット漫画「聖闘士星矢(セイントセイヤ)」。本作の舞台を現代に置き換え、3DCGにより新たに生まれ変わったオリジナルアニメシリーズ「聖闘士星矢:Knights of the Zodiac」の第1シーズンがNetflixにて独占配信中。そこで今回は、「聖闘士星矢」がどんな作品だったのか、美少年ぞろいのキャラクターを中心に、その魅力を再確認していきたい。
ギリシャ神話や星座がベースのバトルファンタジー
本作はギリシア神話や星座をテーマに、壮大なスケールで紡がれるバトルファンタジーだ。この世に現れる邪悪な存在に対し、戦いの女神「アテナ」に仕える正義の聖闘士(セイント)と呼ばれる少年たちが立ち向かう、というのが物語の大筋で、「ポセイドン」や「ハーデス」といった神々の名も登場する。
聖闘士は「聖衣(クロス)」と呼ばれる特殊な防具を身にまとい、「小宇宙(コスモ)」というエネルギーを体内で燃やすことで凄まじい戦闘力を誇る戦士のこと。また、彼らはそれぞれ「守護星座」を持ち、88の星座に対応する聖闘士が存在する。その実力や聖衣の種類などに応じて下位の「青銅(ブロンズ)聖闘士」、中位の「白銀(シルバー)聖闘士」、高位の「黄金(ゴールド)聖闘士」の3つに分けられ、高位になるほど強さも増していく。そして、その登場キャラクターの多くが、熱血、誠実、クールとさまざまなタイプの美少年なのだ。
腐女子文化の活性化にも一役買った?美少年キャラたち
主人公は青銅聖闘士の少年・ペガサス星矢。厳しい修行を乗り越え、天馬星座(ペガサス)の聖衣を手に入れたことで聖闘士になる。熱血だがやさしく爽やかな性格で、幼い頃に生き別れた唯一の肉親である姉・星華を捜している。どんな時でも諦めない不屈の心で立ち上がる姿は、まさに誰もが憧れる主人公そのもの。
星矢の仲間で最も義に厚い男がドラゴン紫龍だ。龍星座(ドラゴン)の青銅聖衣をまとい、長い黒髪や誠実で落ち着いた性格で大人びた雰囲気が特徴。黄金聖闘士の一人・天秤座(ライブラ)の童虎の弟子であり、その戦闘力や小宇宙に秘めたパワーも絶大。一方で、戦いの中で出血多量や失明、仮死状態になるなど、重症を負うことが多い…。
ロシア人の母を持つハーフで金髪碧眼の超絶美少年がキグナス氷河。白鳥星座(キグナス)の青銅聖闘士で、見た目通りクールな性格だが、氷のような冷静さの内には熱い心を秘めており、その二面性に惚れた女性ファンも多いだろう。故人である母への想いが非常に強いのも印象的だ。