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バーブラ・ストライサンド、愛犬の“クローン・ドッグ”たちとコンサート!

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バーブラ・ストライサンド、愛犬の“クローン・ドッグ”たちとコンサート!

愛犬のクローン・ドッグを飼っているバーブラ・ストライサンド
愛犬のクローン・ドッグを飼っているバーブラ・ストライサンド写真:SPLASH/アフロ

歌手、そして女優として、2度もアカデミー賞に輝いた大スター、バーブラ・ストライサンド。77歳の今も現役で活動を続けており、今月10日にはロンドンのハイド・パークでコンサートを開催。愛犬たちをステージに上げて話題となった。舞台に上がった3匹の犬たちは、バーブラが14年間可愛がってきたかつての愛犬“サマンサ”のクローン・ドッグと、その親戚犬だという。

バーブラが以前飼っていた“サマンサ”は、マダガスカル原産の珍しい犬種「コトン・ド・テュレアール」だった。友人がクローン・ドッグを得たことに心を動かされていたバーブラは、サマンサが亡くなる直前に獣医に依頼し、口腔粘膜と皮膚細胞を採取して保管。2017年にサマンサが他界すると、テキサス州にある動物のクローン再生専門施設「Via Gen Pets」に細胞を送って望みを託したという。同施設でクローン犬再生にかかる費用は5万ドル(約540万円)、クローン猫の再生は半額の2万5000ドル(約270万円)だそうだ。

成功するかどうかは未知数だったため、待機期間中の寂しさに耐えられなかったバーブラは、保護犬のマルチプードル(マルチーズとプードルのミックス犬種)を1匹引き取った。続いてサマンサのブリーダーから、「子犬を飼いませんか?この子の母犬の名は“ファニーガール”なんです」と聞き、サマンサの遠縁の子犬ということ、そして自身がアカデミー賞主演女優賞を獲得した映画『ファニー・ガール』(68)との結びつきに運命を感じて即決した。ところがそのあと、3匹のクローン犬の再生が成功。「5匹飼うのはちょっと無理」と悩んだそうだが、マルチプードルとクローン犬の1匹は、それぞれ親しい友人たちが里親になったという。

かつての愛犬サマンサのクローン犬たち
かつての愛犬サマンサのクローン犬たち画像はBarbra Streisand(@barbrastreisand)公式Instagramのスクリーンショット

コンサートのために来英したバーブラは、愛犬たちと共に1万マイル(約1万6093km)の空の旅を決行。3匹をバギーに乗せて、一緒に舞台に上がったという。宿泊先のホテルでは、犬たちがベッドに上るための特製階段が提供されたとのことで、まさにセレブ待遇。コンサートが終わると、南仏のリゾート地サントロペに愛犬たちと飛んだそうで、優雅な旅を存分に楽しんだようだ。

UK在住/シャオ

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