菅田将暉、舘ひろしの鼻が好き！“鼻フェチ”の観点から「完璧！測りたい」と熱弁

三田紀房の同名コミックを山崎貴監督が映画化した『アルキメデスの大戦』の初日舞台挨拶が7月26日にTOHOシネマズ日比谷で開催され、菅田将暉、柄本佑、浜辺美波、舘ひろし、山崎監督が登壇。“鼻フェチ”を公言している菅田が「僕、鼻が好きなんですが、舘さんの鼻は完璧なんです」と熱弁し、会場の笑いを誘った。

第二次世界大戦を数学者の視点で描いた同名コミックを映画化した本作。1930年代を舞台に、アメリカとの開戦を視野に入れた大日本帝国海軍で繰り広げられる、“戦艦大和建造”をめぐる知略、謀略、そして数学を駆使した頭脳戦を描く。

100年にひとりの天才と呼ばれる数学者で、「なんでも測らないと気が済まない」という“変わり者”の主人公を演じた菅田。「いま、測りたいものは？」と聞かれると、「舘さんの鼻。測りたい」と回答した。観客からは笑いが上がったが、菅田は「これはマジです。笑うところじゃない」と力説し、「ここからまっすぐで…」と舘の鼻のカーブ感も理想的だという。舘は「(自分は)菅田くんのが好き」とお互いの鼻についてトークを繰り広げ、会場を沸かせていた。

また主人公が“変わり者”であることにちなみ、「自分のここが変だ、変人だ」と思うところを発表するひと幕も。菅田は「ご飯の時に、牛乳(を飲むこと)が好き」とニッコリ。「白ご飯と牛乳という組み合わせが、この世で一番好き」と語ると、山崎監督と柄本は「それは変だわ」と驚きの表情を見せていたが、舘は「わかる」と菅田の意見に同意した。

菅田が「わかります!?やったー！」と大喜びするなか、舘は「英国のデザートにライスプディングというのがある。ご飯と牛乳、生クリームで作る。そういう感覚だと思うな」と菅田のお気に入りをおしゃれなデザートにたとえ、これには柄本も「うわー！」と感心しきり。菅田は「俺が好きなのは、ライスプディングだったんだ」とご満悦の表情を見せていた。

浜辺は「横で寝るよりも、座って寝るほうが好き。そのほうが眠りに落ちやすい」と変人ぶりを告白。菅田は「ベッドより、座っているほうが寝やすいってこと!?」と目を丸くしていたが、柄本は「それで刀を持っていたら、侍だよ！」とツッコみ、浜辺を笑わせていた。

取材・文/成田 おり枝