英語でのスピーチを披露した筒井真理子に拍手喝采!『よこがお』第72回ロカルノ国際映画祭上映レポート
<スタッフ キャストコメント>
●深田晃司監督
「ロカルノの地で1800人を前にお披露目された『よこがお』。異国での上映はいつだって作品に新しい視点をもたらしてくれますが、あちこちで起こる笑いは『よこがお』が思った以上に“喜劇”であったことを教えてくれました。そしてラストカットでの会場全体の息を飲むような静けさとエンドクレジットが始まった途端の拍手。どうやらこの映画は祝福をもって迎えられたようです。いまはただひとり立ちした我が子に多くの良き出会いがあることを願っています」
●筒井真理子(市子/リサ役)
「1800人で埋め尽くされた会場で上映前に登壇した時、作品への期待と熱気を帯びた拍手に圧倒されました。スピーチのとき、英語のメモを取り出すとドッと笑いが起きて、受け入れてもらえたと感じました。深田監督からは“こんなに緊張した筒井さんの姿を見たことがない”と驚かれましたが、その緊張はすぐに興奮に変わっていったような気がします。映画が始まると、驚いたり笑ったり一緒に呼吸している一体感が伝わってきて、特別な夜になりました。次の日街では、いろいろな世代、人種の方から声をかけて頂き、その素敵な笑顔を見て、作品が世界の人に届いたんだなぁと、じわりと実感が伝わってきました」
文/編集部
作品情報へ