初登場『ONE PIECE』&『ライオン・キング』がワンツーフィニッシュ!『天気の子』は展覧会が開催に
学生は夏休み真っただ中、社会人もお盆休みに入った人が多かった、8月10・11日の週末映画動員ランキング。3週連続首位の『天気の子』を抑え、新作2本がトップ2に割って入る結果に!
初登場1位の『ONE PIECE』は、シリーズ初の4DX上映も決定!
初登場1位に輝いたのは人気アニメーションシリーズの最新作、劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』。土日2日間で動員59万8000人、興収8億600万円をあげ、公開初日から4日間の累計では動員125万人、興収16億円を突破する好スタートを切っている。
入場者特典第1弾の「『ONE PIECE』コミック –巻壱萬八拾九(バンパク)-」に続いて、8月23日(金)からは原作者・尾田栄一郎描き下ろしのクリアファイルの配布が決定。さらに同じく23日から、シリーズ初となる、劇中の戦闘シーンをよりアトラクション的に楽しめる、通常の4DXよりもさらに“震動”、“座席の動き”、“水しぶき”などの様々なギミックをパワーアップさせた「“ギア4”DXバスターコールエディション」の上映がスタートする。シリーズ最高68億7000万円の興収を叩き出した『ONE PIECE FILM Z』(12)超えに向けて、すでに準備は万端と言えそうだ。
“超実写”映像に驚きと感動の声続々!『ライオン・キング』も好発進
続く2位には、94年に公開されたディズニーの名作アニメーションを“超実写”映像でリメイクした『ライオン・キング』がランクイン。動員49万7000人、興収7億2800万円をあげ、これは週末初登場の洋画作品としてはNo.1のオープニング記録となっている。注目すべきは、やはり3DCGで描かれたリアルなサバンナや動物たちの映像。SNS上にも「本当に動物がそこにいたのかな…」「画面いっぱいに広がる自然豊かな映像とまるで本物のような動物たち!」というコメントが上がるなど、未知の映像体験に驚愕した人も多いようだ。
Mステでも話題に!公式展覧会「『天気の子』展」開催も決定
3位となった『天気の子』だが、動員46万8000人、興収6億4500万円をあげ、累計では動員584万人、興収78億円を超えるなど俄然好調。9日放送のテレビ朝日系「ミュージックステーション」には本作の主題歌や劇伴を務めたRADWIMPSが登場し、劇中曲「グランドエスケープ」やエンディング曲「愛にできることはまだあるかい」を演奏するなど話題に。また、公式のLINEスタンプが配信されたほか、9月25日(水)~10月7日(月)にかけて松屋銀座では「『天気の子』展」の開催も決定。さらに盛り上がり続ける作品の勢いそのままに、最終興収250.3億円を記録した『君の名は。』(16)を超えるかに、期待がかかるところ。
今週末には、『ウォーターボーイズ』(01)の矢口史靖監督の最新作『ダンスウィズミー』、『君の名前で僕を呼んで』(17)で日本でも人気が爆発した若手実力派ティモシー・シャラメの主演作『HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ』などが公開される。圧倒的な強さを見せる現在のトップ作品に、どこまで迫れるか注目だ!
文/トライワークス
1位 劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』
2位 ライオン・キング
3位 天気の子
4位 トイ・ストーリー4
5位 ワイルド・スピード/スーパーコンボ
6位 ペット2
7 位 ドラゴンクエスト ユア・ストーリー
8位 アルキメデスの大戦
9位 ミュウツーの逆襲 EVOLUTION
10位 劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer/騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!
※興行通信社調べ