タランティーノ監督が自ら解説!“ハリウッド黄金時代”を彩る珠玉の8作品を一挙に放送
1969年のハリウッド黄金時代を舞台に、レオナルド・ディカプリオ演じる落ち目のテレビ俳優とブラッド・ピット演じるスタントマンの友情と絆、そして世界中を震撼させた事件を描きだす『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が8月30日(金)から公開。本作の公開を記念し、洋画専門CS放送「ザ・シネマ」ではクエンティン・タランティーノ監督が選んだ8作品を、タランティーノ監督自らの解説付きで独占放送する。
このたび放送される8作品は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で描かれる1960年代ハリウッドで制作された作品を中心にした名作・傑作の数々。それぞれの本編に「前解説」と「後解説」を付けた形で放送され、解説では人気映画評論家のキム・モーガンとタランティーノ監督が対談形式で8作品の魅力を余すところなく語っていく。
タランティーノ監督が「1960年代の映画の最も偉大な例」と評するアメリカン・ニューシネマの代表作『イージー・ライダー』(69)を皮切りに、変わりゆく時代に苦悩する父親の姿を描く異色西部劇『草原の野獣』(58)、本作の劇中でマーゴット・ロビーが演じる伝説の女優シャロン・テートの出演作『サイレンサー第4弾/破壊部隊』(68)、自由を求める若者たちの姿を描いた傑作『…YOU…』(70)。
さらにアクション西部劇の快作『手錠の男』(65)が日本語吹替版で放送されるほか、タランティーノ監督が原作のファンと語るイギリス映画『ハマーヘッド』(68)や、69年に公開されたコメディ映画『ボブ&キャロル&テッド&アリス』(69)と『サボテンの花』(69)の計8タイトルが本日26日から8月29日(木)にかけて連日放送。
これらの作品とタランティーノの解説を通して当時のハリウッドを知れば、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の理解度が深まるとともに、より一層おもしろさが増すこと間違いなし。また、ディカプリオが悲願のアカデミー賞受賞を果たした『レヴェナント:蘇えりし者』(15)とピットが主演を務めた『トロイ』(04)もあわせて放送されるので、こちらもチェックして劇場で2人の新たな活躍を目撃してほしい!
久保田 和馬