エル・ファニングがアンジーに熱烈ハグ!2人の仲良しエピソードが明らかに
アンジェリーナ・ジョリーがディズニー・アニメーションの名作『眠れる森の美女』(59)に登場するヴィラン“マレフィセント”を演じ、全世界興収7億5000万ドルを超える大ヒットを記録した『マレフィセント』(14)の待望の続編『マレフィセント2』(10月18日公開)。このたび本作からオーロラ姫役を演じるエル・ファニングとアンジェリーナの初対面時のエピソードが到着した。
前作に引きつづいての共演となるアンジェリーナとエルは、劇中のキャラクターと同様に本物の母娘のように仲が良いことで知られている。「エルと初めて会った時、全速力で走ってきて、そのまま飛びついてハグされたの(笑)」とアンジェリーナは、前作の撮影当時14歳だったエルとの初対面を振り返る。そして「私は可愛らしいウサギさんに飛びつかれたと思ってビックリしたけれど、彼女は太陽のようにその場の空気を明るくしてしまう天真爛漫な少女だった」と、エルの可愛らしい一面を明かす。
あどけない少女だったエルも現在は21歳に成長し、今年5月に行われた第72回カンヌ国際映画祭では史上最年少で審査員に選ばれるなど、女優やファッション・アイコンとしても大きな注目を集める存在に。「エルはいまや少女ではなく素敵な大人の女性になっていた。本当に才能に溢れた女優だとわかっていたけれど、大人になってもっと魅力的になった」と、本作の撮影現場でのエルの堂々とした様子に太鼓判を押した。
一方でエルも、女優としてだけでなく映画監督や慈善活動家としても知られるアンジェリーナに強い憧れを抱いているという。「世界のために活動するって本当に素晴らしい。はっきりとした信念を持っていて、それを貫く強さも持っている。撮影現場での彼女の様子はすごく勉強になるし、私もいずれ彼女のように映画のプロデュースをやってみたい」と、アンジェリーナから多大な影響を受けたことを告白。2人が女優としてではなくクリエイターとして共同作業をする日もそう遠くはないだろう。
またこのたび、本作の豪華絢爛な世界観をいち早く堪能できるコンセプトアートも一挙に解禁に。オーロラ姫への真実の愛を見つけたマレフィセントが、オーロラ姫のために建てた“オーロラの城”や、フィリップ王子と母イングリス王妃が暮らす“アルステッド城”の外観や内装など、本作への期待感が高まるものばかり。
プロダクション・デザインを担当したのは『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』(16)など、様々なハリウッド超大作でデザインを手掛けてきたパトリック・タトポロス。「ストーリーに広がりを持たせられるデザインを心がけて作り上げていった」と語る彼は、「みなさんを様々な場所に連れていくことができる壮大なファンタジーの世界を創造できた」と自信たっぷり。前作からさらに美しく、そして壮大に生まれ変わった世界観を、是非とも劇場の大スクリーンで目撃してほしい!
文/久保田 和馬