“スタプリ”声優5人が勢揃い!「プリキュア」シリーズへの熱い想いを語り合う【前編】
「キャラクターが生きているって実感できる」
――実際に関わってみて、「プリキュア」シリーズの印象が変わったことはありましたか?
小原「アニメだけじゃないですもんね。グッズにしても、どこに行ってもある」
上坂「本当にいろんなグッズがありますよね。プリキュアで暮らせる!」
小原「そうそう!プリキュアで暮らせるくらい、街はプリキュアであふれているので、逆にプリキュアを避けて生活できないくらいですね。もちろん子どもたちに楽しんでもらうアニメーションであるということはあるんですけど、内容の魅力は大前提に、いろいろなところでプリキュアが展開されていて、生活に馴染んでいるから大人のファンも楽しいし、それは世代が1年ごとに変わっても愛されている理由のひとつなんじゃないかなって思います」
成瀬「私は『プリキュア』シリーズを長年観てきて、こんな素晴らしいシリーズは並々ならぬ愛情の上で作られている、そうじゃないと絶対にできないだろうって思っていたので、裏側というかチームの中に入れることがすごく楽しみだったんです。なのでファンとして、そんな裏側も知ってみたい!と思っていました」
小原「実際どうでした?」
成瀬「本当にそうだった!キャストやスタッフみんなが、本当に一丸となって作っているので、やはり素晴らしいものができていると私自身、実感できて幸せですね」
小松「どのシリーズも、その一丸具合がすごいんですよね。どのチームも団結力が強い!」
――そうですよね。この前公開した『映画プリキュアミラクルユニバース』でも先輩プリキュアのみなさんと共演されてましたもんね。他のプリキュアとの交流というのも一つの魅力ですか?
小松「本当に大きな魅力だと思います」
安野「1年ごとにひとつひとつのシリーズを丁寧に描いてもらえるからこそ、みんなで一丸となって積み重ねて一緒に走りきる。そして子どもたちは、その代のプリキュアとたくさん思い出を作っているんだなって思うんです」
上坂「放送と現実が一緒のタイミングなので、夏休みだったらアニメの中も夏休みで、キャラクターと一緒に過ごしているような感じなんです。キャラクターが生きているって実感できますよね」
安野「夏休みとかハロウィンにあわせて、ちょっと前倒しで収録しているので、私たち自身も季節を楽しんでいます。なので実際にアニメを通してお子さん、そしてそのご家族と一緒に一年を楽しめることができて嬉しいです」
「プリキュア」シリーズへの熱い想いを語ってくれた彼女たち。11月4日(月・祝)掲載予定のインタビュー後編では、“スタプリ”の魅力や初の単体映画となった最新作『映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』の見どころを教えてくれた。
構成/久保田 和馬