V6井ノ原快彦と、なにわ男子の道枝駿佑が親子役に!『461個のおべんとう』映画化決定

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V6井ノ原快彦と、なにわ男子の道枝駿佑が親子役に!『461個のおべんとう』映画化決定


<キャスト・スタッフ コメント>

●井ノ原快彦

「高校生の息子を育てる父親を演じます。息子役の道枝くんとは、撮影中は毎日2人でお弁当を食べたり、撮影がないときでも他愛のないメールをして仲良くしてもらっています。本当に息子でもおかしくない歳の差ですが、2人で話しているときは楽しくて、僕の知らないゲームや音楽を教えてくれたり、なんだか新しい友達が出来たような気持ちです。

この作品はお弁当を作るシーンも多いので自宅で料理の勉強をしています。特に、卵焼きは1日3個は作るようにしています。お弁当といえば、学生時代に母が作ってくれたお弁当を思いだします。ある日開けてみたらうさぎ型のリンゴが入っていました。思春期の僕にはそれがなんだか恥ずかしくて、隠しながら素早く食べたことがありました。誰も僕のことなんか気にしていないのに、必死にうさぎのリンゴを隠している自分。今考えると愛おしい思い出です。

撮影はスタッフ、出演者一同和気あいあいと順調に進めています。お弁当、音楽、青春と恋愛、そして親子の物語です。来年の公開をお楽しみに!」

●道枝駿佑 (なにわ男子/ 関西ジャニーズJr.)

「クランクインする1ヶ月くらい前までは、不安な気持ちでしたが、メインの役どころで映画に出演するのが初めてだったので、楽しみもありつつ不安もありつつといった両方の感情が一気に押し寄せています。原作を読んで、(自身が演じる)虹輝の様々なシーンでの表情や、親子の掛け合い、普段の私生活の掛け合いをシミュレーションしていました。普段は歌って踊っているので、やはりお芝居とは違いを感じます。歌はリズムに乗せて、ダンスは曲に合わせて身体を動かしますが、お芝居は役になりきって「この役だったらどうするか」という動きを探りながら、研究しながら一つの作品を作り上げていくことだと僕は思っているので、そこはすごい違うところかなと思います。

今回この役を頂いて、井ノ原さんの方から連絡をくださった時に『親子だから、敬語じゃなくてタメ口でいいよ。怒らないから大丈夫だよ』と言ってくださったので、敬語を使わずにお話しています。ちょっと気を遣うところもありますし、探り探りなところもありますが…。僕がスタッフさんにお芝居を確認したい時、井ノ原さんは(自分の演技とは)関係ないのに、いつも段取りに付き合って下さったり、いつも笑顔ですごい優しい方だなという印象です。

今作のキーアイテムのお弁当の思い出ですが、小学生の時は給食で、お弁当は遠足の時や修学旅行の時しかなかったのですが、何故かお弁当箱がすごく小さく、手のひらより一回りくらい大きいサイズでした。そして何故か毎回白ご飯ではなくておにぎりが3つくらい詰められていたので、白ご飯にして欲しいなとは思っていました(笑)。でも親には言えなかったんですけど。この映画は、親子の絆を描いたほっこりする物語なので、是非皆さん期待していて下さい。宜しくお願いします」

●兼重淳監督

「近すぎると見えないもの、愛情ってそんなものだと思う。私自身、高校を卒業し上京してやっと親のありがたみを実感した。

愛情ってそんなものじゃないかな。渡辺俊美さんが書かれたエッセイ集『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』を映像化させてもらえる事になった。『親子の愛』『友情』『音楽』『恋愛』『料理』のお話。親子の約束「おべんとう」は、親父から息子へ向けた形を変えたラブレターだ。その恋文をキレイにたいらげて返す息子。そんな親子の3年間の文通の物語。

『この脚本良いよね。だって誰も傷つけてないでしょ。僕の書いた本をどういう風に脚色して頂いても良いですけど、誰も傷つかないお話にしてくださいね』と渡辺俊美さんに言われた。嬉しかった。なんにも事件は起きない。ただただこの親子の日常を描こう。クランクインして3週間経った。今まで見たこともない井ノ原快彦さんのナチュラルなお芝居、今でしか撮れない道枝駿佑さんの透明感を収められている。手応え充分だ。でも…井ノ原さんは『イノッチって呼んでくださいよ』と言ってくれるが、未だに『井ノ原さん』だ。道枝さんは『ミッチー』と呼べるようになった。アップまでに井ノ原さんを『イノッチ』と呼べたら良いな」

●渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET)

「去年ぐらいに映画化のお話が来まして、即答で『いいですよ』と答えました。それからだいぶ時間が経ちましたが、監督やスタッフの方と話したり、息子にインタビューしていただいたりして、とても素晴らしい脚本が出来ました。映画を観に来る人は、全員家族がいると思うんです。で、家族の接し方が、友達とか他人とか色んな社会よりもシンプルだけど複雑なようで、一番難しいと僕は感じてるんですよね。でもこの映画を観て『あぁ家族っていいな』とか『親子っていいな』とかいうものを感じ取っていただいて、『ありがとう』という言葉が出たりすると、とても嬉しいです」

文/富塚 沙羅

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