田島列島『子供はわかってあげない』が上白石萌歌&細田佳央太で映画化!
田島列島の傑作コミックを映画化した『子供はわかってあげない』が、上白石萌歌主演で来年初夏公開となることが決定した。
原作は「モーニング」連載時から話題を集め、「マンガ大賞2015」で2位にランクインした田島列島の長編デビュー作である同名コミック。軽やかで味わい深く、秀逸なセリフが胸に刺さる本作は、大人の気づきが多いと幅広い層に支持され、多くの著名人たちも好きな作品として挙げるなど話題となった。高校2年生の美波が水泳部の練習中にちょっと変わった書道部員のもじくんと運命的に出会ったところから、思いもよらない父親探しの旅へと発展。ひと夏の甘酸っぱい冒険が始まる。
主人公の美波を演じるのは、ドラマ「義母と娘のブルース」や「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」で話題を集め、瑞々しい魅力と確かな演技力で注目を浴びる若手女優、上白石萌歌。そしてその相手役となる、もじ しょうへい役を演じるのは超新人ながら映画『町田くんの世界』(19)で主演に大抜擢され話題を呼んだ細田佳央太。さらに監督を、『南極料理人』(09)や『横道世之介』(13)などユーモアあふれる温かい人間ドラマを描き、高い評価を得てきた沖田修一が務める。
本作が念願の沖田監督作品初参加となる上白石は「かねてから大好きだった沖田監督の作品に携われることが心から幸せでした」とコメント。7月から8月にかけての約1か月の撮影が、上白石にとって特別な夏になったことをうかがわせる。
沖田監督初の漫画原作の映画化ともなる本作。監督自身が熱望していたテーマの一つである“高校生の青春”、そして10代の揺れる心をどう描くのか、期待が高まる!
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