『ターミネーター』最新作が初登場で首位に!映画『すみっコぐらし』もSNSでトレンドに
11月9・10日の週末動員ランキングは、大人気SFシリーズの最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』が首位に輝いた。
女性陣のかっこよさにハマる人続出!『ターミネーター』最新作が初登場V
『ターミネーター:ニュー・フェイト』は土日2日間で動員32万8000人、興収4億6900万円をあげ初登場1位を獲得。初日から3日間の累計では動員45万人、興収6億4000万円をあげる好調な滑り出しに。創造主ジェームズ・キャメロンが『ターミネーター2』(91)以来、製作に名を連ねた正統な続編ということでも話題を集めている。
SNS上には「リンダ・ハミルトンがかっこよすぎた!」「シュワちゃんが霞むほどリンダの存在感がすごかった」など、こちらも『T2』以来28年ぶりに出演となったサラ・コナー役のリンダ・ハミルトンを激賞する声が散見。加えて、新キャラクターを演じるマッケンジー・デイヴィスにも「惚れた…!」「身体能力が高くて、ファンになった」という好意的な声も多く上がっており、作品自体の満足度の高さをうかがうことができた。
改めて存在の偉大さを示した『T2』は、11月16日に「土曜プレミアム」にて放送される予定となっており、来週もさらなる集客が期待されるところだ。
また先週1位の『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』は土日2日間で動員15万8000人、興収2億2100万円をあげ、ワンランクダウンの2位にランクイン。累計では動員63万人、興収8億8000万円を突破するなど、好調を維持している。
意外なヒットの要因は?『すみっコぐらし』が3位にランクイン!
サンエックスの人気キャラクターの冒険劇を描いた劇場版アニメ『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』は、土日2日間で動員10万4000人、興収1億2100万円をあげ、邦画トップとなる3位に初登場でランクイン。累計では動員11万4000人、興収1億3200万円を突破、1館のアベレージも100万円を上回るヒットスタートとなっている。
思いがけぬヒットとなっている本作だが、SNSには「子どもと一緒に観に行ったら号泣した」と言ったものから、「逆詐欺映画」などと評判を呼び、子どもだけでなくむしろ大人こそハマっていることをうかがわせる投稿が多数。劇場用プログラムが売り切れている映画館も出ており、口コミ効果で来週以降も好成績を維持できるのかに注目だ。
またそのほかの初登場作品では、テレビアニメのOVA第2弾『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』が6位にランクインし、その人気度の高さをうかがわせたほか、「劇団KAKUTA」の舞台を、佐藤健、鈴木亮平、松岡茉優、田中裕子ら実力派俳優キャストで映画化したヒューマンドラマの『ひとよ』が7位にランクインしている。
文/トライワークス
1位 ターミネーター:ニュー・フェイト
2位 IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。
3位 映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ
4位 ジョーカー
5位 マチネの終わりに
6位 Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆
7位 ひとよ
8位 世界から希望が消えたなら。
9位 マレフィセント2
10位 冴えない彼女の育てかた Fine
※興行通信社調べ