被災地に向け声優たちがエール!“声援団”始動
3月11日の東日本大震災を受けて、声優たちが立ち上がった。きっかけはアニメ「NARUTO」のはたけカカシ役などで知られる声優の井上和彦。大震災直後、東北地方の大変な被害を見聞きし、「自分たちにも何かできないか」と仲間に声をかけたところ、あっという間にメンバーが集まりチームを結成。“声援団”と命名した。
現在の参加メンバーは、発起人の井上をはじめ、伊藤健太郎、置鮎龍太郎、折笠富美子、かないみか、神奈延年、小西克幸、沢城みゆき、真田アサミ、関智一、高橋直純、保志総一郎、森川智之、森久保祥太郎、朴ロ美、堀江一眞、三石琴乃、山口勝平、藤田咲、浅野真澄、寺島拓篤、クロジ☆(福圓美里・松崎亜希子)、長沢美樹、小金丸大和、ショッカーO野、斎賀みつき、千葉千恵巳ほかとなっている。
3月19日にはYouTubeに動画をアップし、「君に送る応援歌」(作詞・作曲は井上和彦)を披露。歌の後には声優一人一人からのメッセージも収録した。この動画は国内外のアニメ、声優ファンを中心に話題となり、YouTubeのコメント欄やツイッターには今も感動の声が多数寄せられている。
さらに3月26日・27日には、井上和彦のホームベースであるB-BOXにてチャリティーライブが行なわれた。準備期間もないまま、井上和彦、伊藤健太郎、神奈延年、勝杏里、かないみかを中心に、日替わりの出演者で決行されたライブには定員の5倍に及ぶ2000人以上の応募があったという。
声援団の活動に関して井上和彦は、「僕たちの活動はやっとスタートしたばかり。今回の動画やチャリティーライブで終わりなのではなく、これからもずっと皆さんを応援していきます」と語っている。【Movie Walker】
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