最強美人スパイの“知られざる秘密”とは？『ブラック・ウィドウ』特報映像がついにお目見え

『アイアンマン2』(10)で初登場を果たして以来、アベンジャーズの一員として活躍しながらもその過去が語られることがなかったブラック・ウィドウ＝ナターシャ・ロマノフ。彼女の知られざる過去と秘密を描く、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『ブラック・ウィドウ』が2020年5月1日(金)に日米同日公開。このたび本作の特報映像が到着した。

万能な戦闘スキルとタフな精神を身につけた世界最高のエージェントであり、過酷な訓練によって育てられた超一流の暗殺者であるブラック・ウィドウ。いまだ多くの謎に包まれている本作は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16)後の時期を背景に、因縁の地であるハンガリーのブダペストが舞台となることがすでに明らかにされている。

このたび解禁された特報映像では、孤独な暗殺者からアベンジャーズの一員としての使命にたどり着いたブラック・ウィドウが、自分自身と向き合う覚悟をする姿からはじまる。そして、彼女と同等の戦闘能力を持つ妹エレーナとの息つく暇もない格闘シーンに、父アレクセイ＝レッド・ガーディアンと母メリーナ、エレーナと4人で食卓を囲む“家族の再会”シーンが映しだされていく。

ブラック・ウィドウを演じるスカーレット・ヨハンソンは「この作品は私に“終わり”をもたらすために必要だった」と意味深に語り、「彼女が過去と向き合い、自分を許し、自分を愛すること、そして家族を描いています。彼女は本当に重大な局面で自分自身と向き合い、そのすべてを乗り越えてあのキャラクターへとなっていくんです」と、本作の物語について言及。

今年春に公開され全世界歴代興収記録を塗り替えた『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)で衝撃の決断を下したブラック・ウィドウに秘められた謎とは。そして、あの“決断”に至った背景も明らかになる本作。公開がいまから待ちきれない！

文/久保田和馬