神木隆之介と浜辺美波、中村倫也について「日常生活もミステリアス」

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神木隆之介と浜辺美波、中村倫也について「日常生活もミステリアス」

デビュー作にして国内の主要ミステリー賞4冠に輝いた今村昌弘の同名小説を、神木隆之介主演で映画化した『屍人荘の殺人』(12月13日公開)。本作のミス愛・謎解きイベントが、12月9日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、神木、浜辺美波、中村倫也が、クリエイターの松丸亮吾が出題した謎解き問題に挑んだ。

最初にがっつり共演した3人が、映画にちなんだ“いまだ解けない謎”についてクロストーク。口火を切ったのは神木で、中村について「日常生活もミステリアス。僕らが予想してないことを言ったりする」と言うと、浜辺も「同じようなことを思っていました」と同意する。

中村は「そんなに俺の話を?」と驚くが、神木は「思ったことをぽっと言ってるにしても、その思ったことがすごい独創的。なぜそれを思ったのか、根底がわからない」と頭を傾げる。

浜辺が神木に言われ、例を挙げたのが、山にバスで撮影に向かった時のエピソードだった。「山のほうを見て、中村さんがボーッとしていて、いろんなことに想いを馳せてらっしゃるのかなと思ったら『猿っていると思う?』と言われて」。

神木も「ねえ、猿っていると思う?これはどういうことでしょうか?」と問いただすと、中村は「思いません?」と会場に同意を求める。神木は「思ってもいいんだよ。でも、そこにたどりつくまでが意外」と感心する。

中村は「おいしいお料理を食べたら、どうやって出汁を取ったのだろうかとか考えますよね。山を見たら、猿はいるのかな?となりますよね」と説明するも、浜辺は「飛んでますね」と笑う。神木は「役もそうですし、人もそうで、わかったようでわからないところが倫くんの魅力的なところかなと。僕はそう思ってます」と納得すると、中村は「こんなに年下の2人から言われるとは思わなかった」と苦笑いした。

イベントでは、「松丸亮吾からの挑戦状!令和のホームズ決定戦!」と題した謎解きにトライした3人。勝者は神木で、勝者の明かしとして、王冠とマントを受け取ると「うれしいです。ありがとうございます」と笑顔でフォトセッションに答えた。

『屍人荘の殺人』は山奥のペンションが舞台の密室ミステリー。大学のミステリー愛好会に所属する自称“ホームズ” 明智恭介(中村倫也)と、ミステリー小説オタクで、“ワトソン”的な役回りの葉村譲(神木隆之介)が、謎の美女、剣崎比留子(浜辺美波)から、依頼されたロックフェス研究会の合宿へ参加すると、そこで連続殺人が起きていく。

取材・文/山崎 伸子

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