『スター・ウォーズ』完結編のワールドプレミアにハリソン・フォードやマーク・ハミルらレジェンド集結!
<スタッフ&キャストコメント>
●マーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー役)
「『スター・ウォーズ』はいつまでも私を驚かせ続けてくれます。シリーズすべての映画の本質はどこまでも続くもので止まることはない。なによりファンが最高です。どんなに感謝してもしきれるものじゃありません。彼らは単なるファンじゃなく、もっと家族というものに近い存在なんだ。ファンの方々がいなければ、いま私たちはここにはいないでしょうね。(そんなファンへこれから)「さよなら」を言うって…(泣きまねで会場の笑いを誘う)『スター・ウォーズ』の映画には希望がある。これらの映画が語っているのは、自分に嘘をつかず、自分を信じて、自分だけのためでなく、自分の周りの人々のために行動をすれば勝利を手に入れることができるということ。これはおとぎ話なんです。ただその舞台が宇宙だったんだ」
●アンソニー・ダニエルズ(C-3PO役)
「銀河で1番大きなパーティーに参加するなんて、とても素敵なことです。誰もがどんなふうに物語が終わるのか興味津々。物語は完結に向かいます。物語で“やった、それってよかった!”と思える瞬間を持たないといけない。そうすれば、またはじめに戻って、もう1度見られるでしょ。撮影セットの最終日はもちろん少し悲しいと感じました。すばらしいクルーも、すばらしいキャストも、すばらしい監督も、すばらしい脚本家もあとにして去らなければいけなかった。すばらしいC-3POもね。ジョージ・ルーカスのおこなったすばらしいことのひとつは、この『スター・ウォーズ』をみんなの“砂場”のようなものにしたこと。人々もそれを受け入れて、3世代にもわたって、この“砂場”で遊び、物語を作り、衣装を作りだし、ダークサイドだろうがライトサイドだろうが喜びを共有してきたことです。映画には、みんなのためのなにかが、誰かがいつもそこにあるのです」
●デイジー・リドリー(レイ役)
「これから、世界中に映画が公開されるのよね、というワクワク感がすごいの。ちょっと前から周りの人たちが“終わってしまうのはどんな感じ”“終わってしまうのよね”って私にいってくるようになって。それが頭のなかから“終わり”が離れなくなってしまって、私は悲しくて酷いくらい感情的に“うえええーーん”という感じで泣いてしまったの。人々にはこの作品を観てもらいたいけれど、終わってしまうというのは…とても不思議な感じがします。レイというキャラクターを演じていて、(ライトサイド or ダークサイド)どちらのサイドにつくとしても、その一部になりたいと思わせてくれるし、もし観客とし観てもその物語の一部になって楽しめる。『スター・ウォーズ』は誰が観ても楽しめる普遍的なストーリーがあると思うの」
●アダム・ドライバー(カイロ・レン役)
「『スター・ウォーズ』がこんなに長い間、愛されてきたのはキャラクターがあるからなんだと思います。彼らを囲む、壮大な背景、それはデザイン的にもとても美しいものですし、物語の本質的なものも普遍的なテーマを扱っています。小さな町に閉じ込められていると感じていたルーク・スカイウォーカーにはなにか大きなことに巻き込まれる運命が待っていて、その小さな町から抜けだし、そこに立ち向かう必要があった。そして物語は、彼の家族について語り、その家族からは誰も逃れられず、物語はそのすべてと家族との関わりを描くのです。逃れられないと感じられる運命、そして変えてしまいたいと思う宿命、そしてそこにある大きなテーマ、それらすべてがこの物語を時代とともにある存在にしていると思います」
●J・J・エイブラムス監督
「ついにここまで来て、とても楽しい気分になっています。観客が早く映画を見てくれることが待ちきれませんね。すべてをまとめ上げなくてはいけないと、これまでにない難しい注文でしたが、その上であの伝説のビリー・ディー・ウィリアムズを含むすばらしいキャストとも仕事ができ、とても楽しいチャレンジでしたよ」
文/編集部