“スーパーマン”が魔物狩りの騎士に!?ドラマ版「ウィッチャー」のゲラルトがかっこよすぎ!
アンドレイ・サプコフスキによる小説が原作で、ゲームも世界中で大人気の「ウィッチャー」シリーズ。そんな本作を実写化したドラマシリーズがNetflixで配信中だ。その主人公であり、卓越した戦闘力で魔物を屠りまくる“リヴィアのゲラルト”を『マン・オブ・スティール』(13)などのスーパーマン役でおなじみのヘンリー・カヴィルが演じている。これまでのイメージを変える、カヴィルが新たに挑んだゲラルトのワイルドでスタイリッシュな魅力を紹介したい!
本作の舞台は、剣や魔法、さらにエルフやドワーフといった非人間族も登場する、「ロード・オブ・ザ・リング」や「ゲーム・オブ・スローンズ」にも通じる壮大なファンタジーの世界。主人公ゲラルトは“白狼”“ブラビケンの殺し屋”といった異名を持つ熟練のウィッチャー(魔物を狩る専門家)で、変異誘発剤の摂取で超人的な身体能力と長命を保持する。そんなゲラルトの壮絶な戦いや過酷な運命が物語の主軸となっている。
カヴィルと言えば、スーパーマンことクラーク・ケントのほか、『コードネーム U.N.C.L.E.』(15)や『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(18)などに見られる、短く切りそろえた黒髪やビシッとしたスーツ姿のイメージがある。しかし、本作では、長髪の銀髪を後ろで結び、無精ひげを生やした精悍な風貌に。さらに、中世ヨーロッパ風の衣装をまとって背中には長剣を装備し、馬に乗って移動するなど、ゲラルトとして完璧にファンタジーの世界に溶け込んでいる。
カヴィルが披露するソードアクションにも言及しておきたい。過去作での体を張ったアクションは健在で、特に本作では、長剣を手足のように自由自在に操る殺陣を観ることができる。しかも、ただ剣を振り回すだけでなく、逆手に持ったり、柄(つか)や鍔(つば)の部分も効果的に使ったりするなど、生々しいリアルさを感じさせるものとなっている。第1話の終盤で見せる、複数の男を相手にした大立ち回りは見事の一言で、このシーンだけでも本作を観る価値があると言っていいぐらいだ。
アクションのほかにも、国同士の争いや魅了的なキャラクターたち、謎と意外性に富んだストーリーなど見どころはたくさん。カヴィルの新たな魅力を堪能できる本作を、ぜひチェックしてみてほしい!
文/トライワークス