橋本環奈、『シグナル100』で中村獅童の狂気におののく「飲まれると思いました」

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橋本環奈、『シグナル100』で中村獅童の狂気におののく「飲まれると思いました」

橋本環奈主演映画『シグナル100』(1月24日公開)の完成披露会見と舞台挨拶が、1月9日に丸の内TOEIで開催。竹葉リサ監督が挨拶をしたあと、橋本環奈、小関裕太、瀬戸利樹、中村獅童他30名のキャストが劇中の制服姿で登壇した。現場で、主演として生徒役のキャスト陣を引っ張り、素晴らしい座長ぶりを見せたと褒められた橋本は「全然引っ張ってなかったです」と恐縮するも、小関は「初日から生徒全員の名前を覚えていたのは、座長として見習うべきだなと思いました」とリスペクトした。

宮月新原作、近藤しぐれ作画のコミックを実写映画化した本作では、担任教師(中村獅童)により自殺催眠をかけられた36人の生徒たちが、生き残りを懸けて挑む狂気と絶望のデスゲームが描かれる。20歳となった橋本は、本作を「すごくスピード感があって、お化け屋敷のような作品」と表現し「思い出深い、節目としてインパクトのある作品になったかなと思います」と手応えを口にした。

橋本は、初共演となった中村獅童演じる教師との対峙シーンについて「私、飲まれると思いました。ピシャンとつぶされるんじゃないかと思うくらい、圧を感じました。お会いする前にインスタグラムを見たりしていて、物腰が柔らかい印象を持っていましたが、対峙したシーンでは、一歩下がりたくなりました」と恐れを抱いたそうだ。

中村も、橋本の気迫溢れる演技について「全身で芝居を受け止めないと負けるなと思いました。すばらしい女優さんです」と称えた。

また、瀬戸が「監督に、カッコ良く美しくいてほしいと言われ、どこまでできたかわかりませんが…」と自信なさげに言うと、中村が「すごいカッコいいなと思って。目が大きくていいよね」と瀬戸の顔をまじまじと見つめる。瀬戸は「お墨付きをいただいた」と喜ぶと、中村は「僕は昔、母親から目を整形しなさいと言われました」とつぶやき、会場の笑いを取った。

橋本たち4名のほか、甲斐翔真、中尾暢樹、福山翔大、中田圭祐、山田愛奈、若月佑美、栗原類、恒松祐里、中島健、三上紗弥、鈴木つく詩、白石拳大、北村優衣、小出水賢一郎、さいとうなり、宮下一紗、安田啓人、神田穣、東啓介、真崎かれん、駒形咲希、宗綱弟、戸苅ニコル沙羅、吉田仁人、山本彩加、大森つばさ、河井つくし、中島来星、黒澤胤也、宮本夏花も登壇した。舞台挨拶では全員で、撮影秘話をクロストークしたり、マルバツゲームをしたりと、最後まで大いに盛り上がりを見せた。

取材・文/山崎 伸子

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