ジャスティン・ビーバー、スタッフの訪日拒否に屈せず日本公演決行へ
ティーンに大人気のカナダ人アイドル歌手、ジャスティン・ビーバーのコンサートが、5月17日(火)に大阪で、19日(木)に東京でそれぞれ予定されているが、ツアースタッフが日本に行くことを拒否して話題になっていた。原発事故の影響を恐れるスタッフたちの多くが、アヴリル・ラヴィーンなどが来日をキャンセルしていることを理由に日本行きを拒否していたが、ジャスティン・ビーバーは「日本のファンをがっかりさせたくない」と行く気満々で、いったいどうなるのかと注目を集めていた。日本国内で気をもんでいたファンも多いはずだ。
しかし、遂に決断は下されたようだ。「僕のワールドツアーは5ヶ所を残すのみになった。マニラ、香港、台北、大阪、東京。僕が言っていたように、僕たちは日本に行くよ! 日本をサポートしよう」と本人が5月8日に公式ツイッターで宣言。OK!誌電子版などの複数の芸能情報サイトが彼の決意を伝えており、TMZ.comに寄せられたユーザーコメントには、「行きたいなら一人で行け。スタッフには拒否する権利がある」「バカな子供だ。原発を支援しているようなものじゃないか」といった否定的なものから、「彼を男だと認めるよ」という肯定的なものまであり、ジャスティンの決意が物議を醸しているようだ。【UK在住/ブレイディみかこ】
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