どっちが好み?新田真剣佑&北村匠海が演じる対照的イケメンにうっとり…<写真13点>
「ちはやふる」シリーズから『パシフィック・リム:アップライジング』(18)まで、国内外で活躍する新田真剣佑と、『君の膵臓をたべたい』(17)でブレイクして以来、出演作が絶えない北村匠海。いま話題の若手イケメン俳優の2人がダブル主演を果たした、音楽青春ストーリー『サヨナラまでの30分』が本日1月24日から公開中だ。対照的な青年を演じる2人が、観客をメロメロにする?
物語は、人づき合いが苦手な大学生の颯太(北村)が、偶然不思議なカセットテープを拾ったことから始まる。何気なくテープを再生してみると、メジャーデビュー直前に解散したバンド「ECHOLL(エコール)」のメンバーで、1年前に亡くなったボーカルのアキ(新田)が、突然颯太の前に現れるのだ。テープを再生している30分間だけ颯太と入れ替わることができると知ったアキは、颯太に協力を頼み、バンドを復活させようと奔走。アキに引っ張られる形でバンドのメンバーやアキの恋人カナ(久保田紗友)たちと付き合ううちに、颯太は仲間の大切さやカナに惹かれている自分に気づいていく。
みんな大好き!王道イケメン、カリスマ・ボーカルのアキ
新田が演じるのは、ポジティブで行動力あふれるアキ。バンドのカリスマ的なフロントマンで、自然と周りに仲間が集まってくる人気者だ。「俺にこじ開けられない扉はない」が口癖の彼は、ゆるく流したくせ毛風の前髪やラフに羽織ったジャケットが表すように自由奔放でオープンな性格。恋愛でも、一目ぼれしたカナに対し、いきなりオリジナル選曲のテープを渡したり、マフラーの下に隠れた唇を奪うため“顎クイ”したりと、超積極的!キラキラした笑顔を向けるアキに観る者みんなが魅了されてしまうはず。
目が離せない…孤独を愛するミステリアスな一匹狼、颯太
一方、北村演じる颯太は、大人しくてナイーブな性格。一人部屋にこもって音楽作りに没頭するのが生きがいという、孤独を愛する一匹狼タイプだ。就職活動の面接など言葉で自分を表現するのは苦手だが、芯の部分ではブレないアイデンティティを持っている。口数は少ない颯太だが、恋人を亡くしたカナの悲しみにそっと寄り添うことで彼女との距離が縮んでいくのだ。優しさや包容力がにじみ出る穏やかな颯太の表情に、きっと癒されてしまうことだろう。
魅力的なバンドメンバー…イケメンは2人だけじゃない!
ECHOLLでボーカルを務める2人がそれぞれ熱唱するバンドシーンは、本作ならではの見どころ。新田は撮影のために練習を重ね、力強い歌声とスマートなギターを初披露している。ダンスロックバンド・DISH//のメンバーとしても活動する北村は、ファルセットも駆使した軽やかな歌&ギターに加え、今回ピアノ演奏にも挑戦。恋心を秘めた颯太がカナと一つのピアノで連弾する場面にはキュンとさせられること間違いなし。
さらに特筆すべきなのが、ECHOLLのバンドメンバーには、これからブレイク必至の若手俳優陣が集結していること。ギターを担当するムードメーカー山科健太役を『屍人荘の殺人』(19)の葉山奨之、ドラムを担当する不愛想な重田幸輝役を『リバース・エッジ』(18)の上杉柊平、ベース担当の心優しい森涼介役を『うちの執事が言うことには』(19)の清原翔がそれぞれ演じる。個性豊かなメンバーと、圧巻の演奏シーンを見れば、彼らみんなのことが好きになってしまうはずだ!
大規模なフェスが行われるクライマックスで、颯太とアキの想いが交差していく迫力のライブシーンは、ぜひ劇場で確かめてほしい。
ドラマ「仰げば尊し」で共演して以来の親友同士だという、新田と北村。新田も「アキと颯太というキャラクターは僕たちのプライベートの性格とよく似ていて、アキは新田真剣佑、颯太は北村匠海君そのままだと思います」とコメントしている。そんなタイプ別の2人のほか、旬なイケメン俳優たちが一度に堪能できる本作を見逃す手はない!
文/トライワークス