橋本環奈の“日常の行動”に小関裕太、若月佑美も困惑!?『シグナル100』がついに公開
“実写化不可能”と言われた宮月新原作・近藤しぐれ作画の同名コミックスを、橋本環奈主演で実写映画化した『シグナル100』の公開初日舞台挨拶が24日、丸の内TOEIにて開催。橋本をはじめ、小関裕太、瀬戸利樹、甲斐翔真、中尾暢樹、福山翔大、中田圭祐、山田愛奈、若月佑美、恒松祐里といったネクストブレイクが期待される若手俳優陣、そしてメガホンをとった竹葉リサ監督が登壇した。
本作は“自殺催眠”をかけられた36人の生徒たちが生き残りをかけたデスゲームを繰り広げていく様を描いた衝撃作。学園祭の準備で慌ただしい日々を送る聖新学園高校3年C組の生徒たちはある日、担任の下部から“自殺催眠”の暗示をかけられる。その催眠が発動するシグナルは全部で100種類。何気ない日常の行動が死を招き、次々とクラスメイトたちが壮絶な死を迎えるなか、樫村怜奈は全員が生き残る方法を見つけようと立ち向かうのだが…。
「無事に初日を迎えることができてすごく嬉しく思います」と満面の笑みで挨拶した橋本は、「この舞台挨拶が始まる前もみんなで喋っていましたし、プライベートで会うメンバーもいたり、撮影中もすごくいい雰囲気でした」と同年代のキャスト同士の仲の良さをアピール。すでにSNSなどでは撮影中のキャストたちの仲睦まじい様子が確認できる投稿が数多くアップされており、小関も「学生時代のような雰囲気で、他愛もないことでワイワイしたりしていました」と楽しそうに1年前の撮影現場を振り返った。
そんな本作が、昨年秋に行われたスペインのシッチェス・カタロニア国際映画祭につづき、現地時間4月7日(火)から開催されるベルギーのブリュッセル国際ファンタスティック映画祭にも招待されたことが発表されると、橋本は「すごく嬉しいです。この映画には日本映画の良さが詰まっていて、グロい描写もあるんですけど、ドキドキワクワクする展開は海外の人にもより楽しんでもらえるんじゃないかと思います!」と目を輝かせる。
さらに、先日発表された「エランドール賞」も受賞した橋本。「20歳になって初めての作品がこの『シグナル100』だったので、不安というよりも楽しく撮影ができて、自分の中でも挑戦的な作品から始められたので、充実したあっという間の1年でした」と様々なジャンルの作品に挑むなど大活躍だった2019年を回顧した。
その後、登壇者たちは劇中で自殺催眠の“シグナル”にちなみ、日常の行動にからめた2020年の抱負を発表することに。「URL」と書いたフリップを掲げた橋本は「人にネットニュースのURLを送りがちなんで、興味のない分野も知ることができた。今年もより広い範囲で続けていこうと思います」と宣言。
すると恒松からは「食べ物屋さんとかめっちゃ送られてきたことあります(笑)」と実例が挙げられ、若月からも「結構送られてきます。橋本先生のおかげでいろんな分野について詳しくなってきました(笑)」と、相手が興味のない分野でも送られてくるとのタレコミが。さらに小関は「僕のところには『フィンランド行ったんだね!』って、僕の写真集発売のニュースが送られてきました…」と苦笑気味に明かし、会場の笑いを誘っていた。
取材・文/久保田 和馬