綾辻行人原作『Another アナザー』主演に山崎賢人&橋本愛が決定!

映画ニュース

綾辻行人原作『Another アナザー』主演に山崎賢人&橋本愛が決定!

2009年に発表され、数々の権威ある書籍ランキングで高順位を獲得した綾辻行人の長編ミステリーを映画化した『Another アナザー』(2012年初夏公開)の主演に山崎賢人と橋本愛が抜擢された。

ホラー映画が好きだという山崎賢人は、本作の出演を「この映画に出演できてすごく嬉しかったです」と大喜びしている。また、橋本愛も『管制塔』(11)から半年経たずしての山崎との再共演について、「はじめは驚きました。けど、もしかすると三度目の正直があるかもとふたりで苦笑しました」と、あまりにも早い再共演に驚きを隠せない。

本作は、学校を舞台に死の連鎖に巻き込まれた少年と少女を描くホラー作品だ。ある学園に転校早々、不可解な事件に巻き込まれる少年・榊原恒一を演じている山崎は、「自分と同世代のキャストがたくさん出演しているだけに、部活の合宿みたいで楽しかったです。人を怖がらせるために、みんな真剣になっている撮影現場はとにかく面白くて、中身の濃い1ヶ月間でした」と、撮影を振り返った。物語の鍵を握る眼帯をした謎の美少女・見崎鳴を演じる橋本は、自身の役柄を、「古澤健監督が思い描く、見崎鳴に少しでも近づけるよう頑張り、自分なりに悔いのない演技ができたと思うので、映画の完成が本当に待ち遠しいです」と、公開を待ち望むコメントを寄せた。

プロデューサーの小林剛は、本作の魅力を「本格ミステリーのストーリーはもちろん、物語の周辺に配された数々の絶妙な仕掛けやガジェット、そして今という時代感を醸し出す個性的な登場人物の造形にある。地方中学校の、とあるクラスにだけ代々伝わる死の連鎖という設定は誰にでもなじみがある“学校の怪談”要素。死から逃れるためのルール探しは、ゲーム世代にダイレクトに響く設定。主人公は少し優柔不断な転校生男子と、眼帯をした謎めいた美少女という、誰にでもなじみがある構図。この物語にはどこをとっても今求められるコンテンツの要素があふれています」と紹介する。

4月より三重県伊賀市にて行なわれていた撮影は、既にクランクアップを迎えており、2012年公開予定だ。全世界にまた新たなホラー旋風を巻き起こす本作に期待が高まる。【Movie Walker】

作品情報へ

関連作品

  • アナザー Another

    2.1
    194
    綾辻行人原作の映画化、学校を舞台に死の連鎖に巻き込まれた少年と少女を描くホラー
    Prime Video U-NEXT Hulu