ジョニー・デップ主演×ティム・バートン監督『Dark Shadows』の撮影がスタート!

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ジョニー・デップ主演×ティム・バートン監督『Dark Shadows』の撮影がスタート!

1966年から1971年にかけてテレビ放映されたゴシック・ソープ・オペラ「Dark Shadows」をベースに、ティム・バートンが監督・製作を務める同名映画の製作が5月16日の週に始まった。撮影は現在、パインウッドスタジオ及びロケーション撮影を含め、全てイギリスで進められている。

「Dark Shadows」をベースとする映画は過去に二度作られており、今作で主演を務めるジョニー・デップが映像化を熱望したと言われている。テレビドラマでは、ヴァンパイア、狼男、魔女、ゾンビなどが登場するカルトホラーだが、脚本をセス・グレアム=スミス(「高慢と偏見とゾンビ」「エイブラハム・リンカーン:ヴァンパイア・ハンター」の作者で、いずれも映画化が進んでいる)が担当していることから、オリジナルをうまくアレンジしてくれそうだ。

キャストはジョニー・デップ以外に、ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム=カーター、エバ・グリーン、ジャッキー・アール・ヘイリー、ジョニー・リー・ミラー、ベラ・ヒースコート、クロエ・グレース・モレッツ、ガリバー・マクグラスなど、ベテランから若手まで、豪華俳優陣が共演する。

1752年、ジョシュア・コリンズとナオミ・コリンズは幼い息子バーナバスと共に新たな生活を始めるため、アメリカに向けてリバプールを船で出航した。しかしながら、彼ら家族を苦しめる不可解な呪いからは、海を越えても逃れることができなかった。それから20年が経ち、バーナバス(ジョニー・デップ)は救いようのないプレイボーイに成長していた。メイン州コリンズポートの町、コリンウッド荘園の所有者であるバーバナスは裕福かつ有力者であったが、アンジェリーク・ボーチャード(エバ・グリーン)を失恋させるという致命的な間違いを犯してしまう。実はアンジェリークは魔女であり、復讐のためにバーバナスを死よりも酷い運命に突き落とすのだ。それはバーナバスをヴァンパイアに変え、生き埋めにするということだった。それから2世紀後、バーナバスは予期せぬきっかけで自分の墓から開放され、劇的な変化を遂げた1972年の世の中へと足を踏み入れる。彼はコリンウッド荘園に戻るが、かつて壮大で華々しかった彼の土地はすっかり朽ち果てていた。コリンズ家のまともでない末裔たちはその落ちぶれた土地同様、それぞれが暗い秘密をひたすら隠して生きている。マトリアーク・エリザベス・コリンズ・スタッダード(ミシェル・ファイファー)は一家が抱える問題に対処するため、住み込みの精神科医ジュリア・ホフマン(ヘレナ・ボナム=カーター)を呼び入れる。ここの住民はほかにエリザベスの怠惰な兄弟ロジャー・コリンズ(ジョニー・リー・ミラー)、エリザベスの反抗的な娘、キャロリン・スタッダード(クロエ・グレース・モレッツ)、ロジャーの10歳の息子、デイビッド・コリンズ(ガリバー・マクグラス)がいる。この家族の不可思議な謎は彼らにだけでなく血縁関係にない者たち、ジャッキー・アール・ヘイリーが演じる世話人ウィリー・ルーミスや、ベラ・ヒースコート演じるデイビッドの新たなベビーシッターのビクトリア・ウィンターにも降りかかる。

本作の日本公開は2012年夏頃を予定している。【Movie Walker】

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