女優・のんがレトロな衣装で昭和歌謡を歌う!歌手志望の田舎娘役で魅力炸裂!<写真20点>
劇作家・演出家の水谷龍二とラサール石井、小宮孝泰が“笑ってホロリとする作品”を作るために結成したユニット「星屑の会」。彼らが25年に渡って上演してきた人気舞台「星屑の町」シリーズが、映画『星屑の町』(公開中)となって登場。そして、6年ぶりの映画出演となる“のん”が、本作で歌手を夢見る田舎娘のヒロインを演じている。劇中でレトロな衣装を着て歌謡曲を歌う、“昭和感”満載な彼女の魅力を紹介したい。
この物語は、売れないおじさんコーラスグループ「山田修とハローナイツ」が、リーダーの山田修(小宮孝泰)の地元・東北で開催される歌謡ショーを訪れるところから始まる。彼らがそこで出会ったのは、歌手を夢見る愛(のん)。彼女はハローナイツに入るためオーディションを受けることになるが、これをきっかけにメンバーの日ごろのうっぷんが爆発!そしてグループは解散の危機を迎えてしまう…!?
カジュアルルックな普段着から華やかなステージ衣装!
母が経営するスナックを手伝いながら、歌手を目指している愛。普段着の彼女は、チェックのシャツにジーンズというカジュアルな服装や、白いシャツにカーキのサロペットワンピースを合わせるなどのラフなスタイルが多い。その姿で自転車にまたがり、田舎道を駆け抜ける様子は自然体そのもの。
ひょんなことから愛を加え、「愛&ハローナイツ」として活動し始めるコーラスグループ。徐々に知名度も高まり、カメラや観客の前で歌を披露する機会も増えていく。ステージに立つ愛は、淡い緑や鮮やかな黄色のワンピースに大きなリボンが施されたベルトを合わせたお人形さんのような衣装や、ピンクと白のストライプワンピースに黒いハットを合わせたクールなコーディネートで登場し、ミュージシャンとしても活躍するのんによる透き通る歌声で観客を魅了している。
物語を彩る懐かしの昭和歌謡たち
衣装以外にも、多数の昭和歌謡が堪能できる本作。昭和を代表する「ほんきかしら」や「新宿の女」、「中の島ブルース」といった名曲は、当時を知らない世代もどこかで聴き覚えがあるはず。このほか「シャボン玉」など劇中のオリジナル楽曲も披露され、何ともノスタルジックな昭和の雰囲気にしみじみとさせてくれる。
女優以外にもモデル、歌手、映画監督など幅広い分野で活躍するのん。本作で華やかな衣装を身にまとい懐かしの昭和歌謡を歌う彼女の魅力を、ぜひチェックしてみてほしい!
文/トライワークス