日本初!『ハングオーバー!!』オトナ限定無修正バージョンを劇場同時公開

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日本初!『ハングオーバー!!』オトナ限定無修正バージョンを劇場同時公開

トッド・フィリップス監督、ブラッドリー・クーパー主演による人気コメディ第2作目『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(7月1日公開)の無修正&ノーカットバージョンが、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて限定公開されることがわかった。

本作公開から19日間の累計興行収入は2億1761万ドルを突破し、本作より一週前に公開した『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』の25日間の累計興行収入(2億1011万ドル)を抜いた。しかし、全米公開までには映画さながらの問題が続出。出演するサルに喫煙させたことが原因で動物愛護団体PETAから抗議を受け、R指定(17歳以下の視聴は保護者の同伴が必要)の本作の予告編をPG-13指定の作品につけたため、米映画協会(MPAA)の規定違反が発覚、配給元のワーナー・ブラザースが予告編を回収したり、世界的に有名なタトゥーアーティストのS・ビクター・ウィットミルにはマイク・タイソンの顔に入れたタトゥーと全く同じデザインのタトゥーが同作のキャラクターに使用されているとして、著作権侵害を理由に公開差し止めを求める訴訟を起こされるなど、公開が危ぶまれていた。

そして、この公開前のごたごたと同様、劇中で巻き起こるトラブルは、『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(10)をはるかに超え、“18歳未満にはふさわしくない”シーンも多々あり、本編そのままの上映の場合R18+になってしまうことから、日本では修正を入れ、R15+(15歳未満の観賞を禁止)での上映が決定していた。

しかしこの度、TOHOシネマズ六本木ヒルズでの無修正&ノーカットバージョンでの限定公開が実現! 日本用に修正を入れたバージョンと、本国の無修正バージョンを同時公開するのは日本では初となり、TOHOシネマズ関係者は「R18+バージョンを同時に公開することは非常に珍しいことですが、六本木は外国人の方も多く、まさに“ハングオーバー”が起きそうな場所ですし、喜んでいただけるのではと思っております」と期待を寄せている。問題だらけの本作を是非ともスクリーンで目にしてほしい。【Movie Walker】

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