『宇宙兄弟』の新キャストは宇宙飛行士を目指す才女に麻生久美子、宇宙飛行士選抜試験官に堤真一
週刊モーニングで連載中の宇宙飛行士を目指す兄弟を描いたコミックを、小栗旬&岡田将生の出演で実写映画化する『宇宙兄弟』(2012年春公開)に、麻生久美子と堤真一が出演することが発表された。
麻生が演じるのは、小栗演じる南波六太(ムッタ)と共に宇宙飛行士を目指す才女・伊東せりか。原作の大ファンだという麻生は、今回の出演について「正直、嬉しさと戸惑いがありました。でも、ほんの少しでもせりかさんの人生を歩きたいと参加させていただくことになりました」と、不安を抱えつつも出演の喜びを語った。幼い頃の南波兄弟を知り、宇宙飛行士選抜試験官の一人でもあるJAXA職員・星加正を演じる堤は、自身の役柄について「星加は、かつて宇宙飛行士を志したが叶わず、宇宙を目指す者を支える立場として、再び夢を持つ人物です。宇宙に興味のある方もない方も、わくわくする気持ちや夢を感じていただける映画になると思います」とアピールした。
また、ムッタの良きライバルであり、親友でもある真壁ケンジ役に井上芳雄。ムッタやせりかと共に宇宙飛行士を目指すメンバーには、新井浩文、濱田岳、塩見三省という個性的な顔ぶれが集まっている。
SFでもアクションでもなく、世界も滅亡せず、空飛ぶヒーローも出てこない新しい宇宙映画。幼い頃の約束を軸にした普通の兄弟の物語のなかに、壮大な宇宙への憧憬と、勇気と夢を描いた本作は、現在、JAXAからの全面協力を得ながら撮影を行い、7月にクランクアップ予定となっている。【Movie Walker】
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