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チャールズ皇太子、陽性判明からわずか7日間での自主隔離終了に疑問の声

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チャールズ皇太子、陽性判明からわずか7日間での自主隔離終了に疑問の声

3月25日に新型コロナウイルスに感染したことが明らかになったチャールズ皇太子が、7日間の自主隔離期間を終えたことが明らかに。「症状発覚後の感染者の隔離期間は14日間」が推奨されていることから、ちょっとした混乱が生じている。

チャールズ皇太子の報道官が30日に明らかにしたもので、体調は良好で、規定に従って主治医と相談のうえ、自主隔離を終了。陰性のカミラ夫人は、今週末まで14日間の自主隔離を続けるという。

チャールズ皇太子の陽性反応が明らかになったのが24日で、30日はそれから1週間後となるわけだが、関係者の話によると、チャールズ皇太子が軽い体調不良を訴えたのはスコットランドにあるバルモラル城に移動する前日の21日で、テストを受けた結果、24日に陽性反応が出たのだという。

3月に、米ジョンズ・ホプキンス大学の調査チームが、新型コロナウイルス感染者の多くは感染から発症するまでの潜伏期間が平均5日間、長くても12日間で症状が出始めているとの結果を米医学誌に発表。症状が出ている人や、渡航歴などで感染の可能性が高い人物においては、14日間の自主隔離を推奨している。

この基準にのっとってみると、潜伏期間が17日ごろからだが、体調の異変に気が付いたのが21日だとすると、14日間の隔離期間が終了するのは4月4日となり、十分な期間を置かないまま自主隔離を終えたことになる。

これについてネットユーザーたちからは、「重篤にならずに元気になられてよかった!」「おめでとうございます」「エリザベス女王と最後に会ったのが12日ならチャールズ皇太子からエリザベス女王への感染はないけれど、使用人からの感染が心配」と無事を喜ぶ声とともに、「あれ、自主隔離期間って14日間じゃなかったの?」「ロイヤルファミリーだとそんな短期間でいいの?」「英国独自の基準?」といった混乱する声も。

イギリスでは、体調が悪くなって陽性反応が出た場合、単身で生活している場合に限って体調が悪くなってから7日後に自主隔離を終え、家族は14日間の自主隔離が必要となっている。このルールにのっとると、チャールズ皇太子は単身生活を送っていたことになってしまうが、「彼には主治医がいるから、何度もテストして陰性が出たのだろう」「発表は遅かったけど、23日にテストを受ける1週間前から体調が悪かったのでは?」「カミラ夫人とは同じ邸宅で生活していても広いし、寝室などは別だったのかも?」といったさまざまな憶測が流れている。

NY在住/JUNKO

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