レティシア王妃、ビジネススタイルとストレートヘアでテレワークを続行
新型コロナウイルス感染拡大が止まらないスペインでは、感染者が17万人以上、死者が1万8000人を上回り、終息には程遠い状況だ。
各国の要人やその妻が次々にコロナウイルスに感染していくなか、レティシア王妃が先月、チャリティイベントで会ったモンテロ男女共生相の感染が確認されたため、フェリペ6世国王と共にテストを受けたが幸いにも結果は陰性だったようで、その後も精力的にテレワークを続けているようだ。
スペイン政府が3月14日に非常事態宣言を出してから、公の場に姿を現していないレティシア王妃だが、フェリペ6世国王と共に3月27日、30日、31日、4月6日、8日とテレワークを敢行。ビデオカンファレンスで公務を行ったようだ。
いつもならヘアスタイルも工夫を凝らし、ファッションも華やかだが、もちろん国家の一大事とあって装いは地味め。インナーに赤などを取り入れながらも、いずれも黒系のジャケットとパンツスーツにヘアスタイルもほぼストレートという、TPOをわきまえたビジネススタイルで統一。
ペドロ・サンチェス首相が4日、死者の数が2日連続して減ったことを受けて、「感染のピーク通過に近づきつつある」と述べたことを受けてか、8日には久しぶりに少し色味が明るいチェックのジャケットを着ていたが、もちろん地味め。
予断を許さない状況に変わりはなく、ロックダウンが解除されない限りは、今後もテレワークで公務をこなしていくことになるが、1日も早く事態が終息し、レティシア王妃がファッショナブルな装いで公務に出席できる日を楽しみにしている人々も多いようだ。
NY在住/JUNKO
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