『ラ・ラ・ランド』デイミアン・チャゼル監督のNetflixドラマに期待が高まる!
『ラ・ラ・ランド』(16)でアカデミー賞監督賞をはじめ6部門を受賞したデイミアン・チャゼル監督によるNetflixオリジナルシリーズドラマ「ジ・エディ」の予告編(海外版)が公開された。『セッション』(14)、『ラ・ラ・ランド』でも“ジャズ”を扱ってきたチャゼル監督が、再び“ジャズ愛”を発揮。現代のフランス・パリの街を舞台にジャズクラブを営む男を描いたミュージカル・ドラマだ。
かつてニューヨークでジャズピアニストとして名を馳せ、現在はパリでジャズクラブ「ジ・エディ」を経営しているエリオットが主人公。クラブの経営危機、共同経営者の秘密、ハウスバンドとの関係悪化、突然の娘の来訪…などなど、降りかかってくる様々な問題に立ち向かう彼の姿が映し出される。エリオット役には、『ムーンライト』(16)で主人公の親友ケヴィンの大人時代を演じたアンドレ・ホランドが扮する。
エピソードは全8話からなり、チャゼルは1話、2話を担当。撮影はフランスの名撮影監督エリック・ゴーティエが手掛け、Netflixシリーズ作品で初めて16mmフィルムで撮影されているそうだ。ほか、『ワンダー 君は太陽』(17)のジャック・ソーンが脚本、『ディヴァイン』(16)で第69回カンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)を受賞したウーダ・ベニャミナ、ドラマ「ニュースルーム」のアラン・プールらが監督として参加しており、クリエイター陣にも注目が集まる。
多様な人種が行き交う活気に満ちた街で、葛藤し、ぶつかり、喜び合うドラマチックな人間模様が展開。そして気分を高揚させるジャズがふんだんに鳴り響く予告編からは思わず期待感が高まってしまうはず。「ジ・エディ」は5月8日(金)よりNetflixで独占配信スタート予定なので、ぜひチェックしてみてほしい。
文/編集部