『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開延期が決定。新ビジュアル&庵野監督からのメッセージも到着
興行収入53億円の大ヒットを記録した『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(12)以来8年ぶりの最新作にして、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの最終章となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で公開延期されることが決定した。
当初6月27日(土)から公開される予定となっていた本作。新たな公開予定日については、決定次第「エヴァンゲリオン」公式サイトや公式SNSなどで発表されるとのこと。なお、すでに予約受付が始まっているグッズ付きムビチケカードは延期したあとの公開でも使用できる。
公開延期決定を受けて、公式サイトでは新ビジュアルと庵野秀明監督からの直筆メッセージを公開。庵野監督は「未曾有の事態により8年近くお待たせしている新作を更にお待たせする事となり、大変申し訳なく思います。世界中が大変な時ですが、不撓不屈の精神で、皆さんと共にがんばっていきます」とコメントしている。
また4月18日(土)12時から4月30日(木)23時59分まで、公式アプリ「EVA-EXTRA」で「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズ過去3作を無料開放することが決定。4月20日週内には株式会社カラー公式YouTubeチャンネルでも配信がスタートされ、「EVA-EXTRA」では通常公開に加えてスペシャルオーディオコメンタリー企画も準備中とのこと。
長らく公開を待ち望んできたファンの人たちはもちろんまだ観たことがない人も、この機会に過去作品をみっちり復習して、最新作に備えながら続報を待ってほしい。
文/久保田 和馬
作品情報へ