お家ご飯に差がつく!“ひと手間”やこだわり食材で料理が楽しくなる映画をチェック
自宅での過ごし方に頭を悩ます今日このごろ。食事がワンパターンになってしまう…という方にぜひ参考にしてほしい、食欲を誘う手料理が満載の映画たちをご紹介しよう。
クセが強い…!?遊び心あるお弁当アレンジをお家でも応用!
まずは篠原涼子が主演を務めた『今日も嫌がらせ弁当』(19)。反抗期でなかなか口を利かない娘に向けて、母親がユニークなキャラ弁を毎日作って対抗、それを娘も負けじと完食し…という不器用な母娘の姿を描く心温まる物語だ。キャラ弁にはダンディ坂野や小島よしおら芸人の似顔絵を海苔で(!?)器用にくり抜いたものや、井戸から這い上がる様子がリアルで食欲も落ちてしまいそうな“貞子”など、アレンジの幅の広さに驚かされるお弁当が多数登場。もちろん娘を勇気づけるようなメッセージをシンプルに文字で表したものもあり、そんな食事を介したコミュニケーションは、なにかと気疲れする昨今こそ実践してみたくなる。
自然派おひとり様ライフで“お花のパスタ”などオンリーワンな食事を満喫
一人暮らしで家にこもっていると気持ちが上がらない…という方にオススメしたいのが『リトル・フォレスト 春夏秋冬』(18)だ。恋も仕事もうまくいかず故郷に戻ったヒロインが、自ら育てた農作物を使い毎食自分のためだけに体にも心にもおいしい料理を作るという自然派ライフが描かれる。劇中では、紫の鮮やかな花をあしらったパスタや、夏野菜を麺に見立てた豆乳スープのそうめんなど、四季それぞれで変わっていく食卓を彩るレシピが登場し、思わずよだれが出てしまいそうになる。工夫しながらたくましく一人で生きるヒロインの姿に「自分もがんばろう」と勇気をもらえるはずだ。
女子に優しい…キョンキョンが作るこだわりご飯で体も心も労わって!
小泉今日子が主演を務め、ワケありな女性たちの日々を描く『食べる女』(18)も料理がモチーフとなっている。雑文筆家で古書店を営む敦子(小泉)のもとにはごはん屋の女将、書籍編集者、料理のできない主婦、制作会社のアシスタントなど仕事も暮らしぶりもバラバラな女性たちが集まる。敦子が振る舞うちょっとひと手間加えた家庭料理を一緒に食べることで、それぞれの悩みや迷いが少しずつ癒されていく。劇中に登場する料理は50品を超え、例えばトマトと卵の炒め物には美肌効果が注目されている白きくらげを入れるなど、いつもの料理にチョイ足しして疲れた体を労われるヒントが盛りだくさん。すぐにでも実践できるものばかりなので、ぜひとも参考にしてほしい!
文/トライワークス
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■『リトル・フォレスト 春夏秋冬』
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