岡崎京子のラブストーリーを映画化した『ジオラマボーイ・パノラマガール』、今秋公開!ときめきを呼び起こす特報も
1980~90年代に若者たちの恋愛や友情をリアルに描いた作品を数多く生みだし、いまなお熱狂的なファンを持つ漫画家の岡崎京子原作の「ジオラマボーイ・パノラマガール」が実写映画化し、今秋公開されることがわかった。あわせて特報映像も到着。
『ジオラマボーイ・パノラマガール』は、恋に恋する少女と、恋に戸惑う少年の出会いをファンタジックに描いたラブストーリー。原作は1989年4月に刊行あれ、スクラップ&ビルドを繰り返す東京や、 未来の見えない不安の中を生きる若者たちの姿を描いた内容で、見事に現代ともリンクしている。
監督は『PARKS パークス』(17)をはじめ、「東京アリス」「セトウツミ」「声ガール」などのドラマやMVなどを手掛ける瀬田なつきが務める。このたび公開決定にあわせて特報映像も到着。岡崎と同じく、90年代のカルチャーシーンに大きな影響を与え、再び世界的に話題となっている”渋谷系”ミュージシャン・小沢健二の「ラブリー」を歌う少女たちの声と、東京の街を駆け巡る若者の群像は、誰もが経験した“あの頃”のときめきや懐かしさを感じさせる仕上がり。
まだ顔を見せない主人公、 ハルコと相手役のケンイチなど主要キャストが誰になるのかも気になる映像となっている。色褪せない魅力的なセリフの数々が生かされた、軽やかな作品に仕上がっているようだ。
80~90年代を彩ったラブストーリーが、時代を越えてどのようにスクリーンに描きだされるのか。続報にも期待したい。
文/編集部
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