『泣きたい私は猫をかぶる』豪華キャスト演じる個性豊かなキャラクター画像が一挙公開!
『ペンギン・ハイウェイ』(18)で第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞した新進気鋭のアニメーションスタジオ「スタジオコロリド」の長編映画第2弾となる『泣きたい私は猫をかぶる』が、6月18日(木)よりNetflixにて全世界独占配信される。このたび、志田未来や花江夏樹ら豪華キャストが演じる個性豊かなキャラクターたちの画像が一挙解禁となった。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、劇場公開からNetflixでの独占配信となった本作。「かぶると猫へと姿を変えることができる」という不思議なお面をもらったことから、想いを寄せるクラスメイトの日之出のもとに猫の姿になって通い始める中学2年生の女の子ムゲ。いつしか猫と自分の境界があいまいになっていくムゲは、ある日“人間”を捨て“猫”として生きるように決断を迫られる…。ムゲと日之出の声を演じるのは、ダブル主演となる志田未来と花江夏樹。『魔女見習いをさがして』(公開未定)も控える日本アニメ界の重鎮、佐藤順一と本作で長編監督デビューを飾る柴山智隆が監督を務め、主題歌と挿入歌を人気バンドのヨルシカが担当していることでも話題を集めている。
このたび解禁されたのは、“ムゲ(無限大謎人間)”というあだ名で呼ばれているヒロインの笹木美代や、そんなムゲに毎日熱烈なアプローチを受けている成績優秀で冷静沈着なクラスメイトの日之出賢人、ムゲに不思議なお面を授けるお面屋の猫店主ら10名がそれぞれ写しだされたキャラクター画像。明るく陽気なムゲは、空気を読まない言動で周囲を驚かせるも、実は周りに気を使い自分の感情を抑えて日々を過ごしているという複雑な一面も持ち合わせており、演じる志田も「今時珍しいくらい自分の気持ちを素直に出すので、観ていてすごく気持ちのいい子」とそのキャラクターを分析。友達の前で見せる“外の顔”と自分の部屋にいる時の“内の顔”のギャップも魅力的な思わず応援したくなるヒロインだ。いっぽう日之出は、思っていることを全面に出せず、自分の進むべき道に迷っている思春期真っただなかの男子。しかし猫に変身したムゲを“太郎”と呼んで可愛がる意外な面も持ち合わせており、普段はクールに振舞うも太郎にだけは素直な気持ちを打ち明けることができ、いつしか太郎は日之出の支えとなっていく。
さらに山寺宏一演じるお面屋の猫店主は、丸々とした体型に着物をまとい、ゆったりとした口調が特徴の巨体な猫。ムゲを猫世界へと導くことになるも、そこには実はある企みが隠れており、演じる山寺も「演じていて本当に楽しかった」と話す不気味ながらチャーミングなキャラクターが印象的だ。また寿美菜子が演じる主人公ムゲに寄り添う友人の深瀬頼子、小野賢章演じる日之出の友人の伊佐美正道、浪川大輔演じる日之出の祖父が営む工房のイケメンスタッフ坂口智也や、おぎやはぎの小木博明が演じるムゲと日之出の担任の楠木先生など、さまざまな個性的なキャラクターたちが豪華キャストによって命を吹き込まれている。はたして“猫”として生きるよう迫られたムゲが導きだした答えとは?魅力的なキャラクターたちが織り成す心温まる青春ファンタジーを楽しみに待ちたい!
文/富塚 沙羅