ベン・アフレックがリストラされたサラリーマンを演じる『カンパニー・メン』の予告編動画が公開

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ベン・アフレックがリストラされたサラリーマンを演じる『カンパニー・メン』の予告編動画が公開

ベン・アフレック、トミー・リー・ジョーンズ、クリス・クーパー、ケビン・コスナー共演で、リストラされたサラリーマンが人生再起を図る姿を描く『カンパニー・メン』(9月23日公開)の予告編動画が公開された。

本作の主人公ボビー(ベン・アフレック)は、年収12万ドル、愛車はポルシェ、趣味はゴルフの、ボストンに本社を構える総合企業の販売部長。そんな勝者のライフスタイルを手に入れるために必死で働いてきた彼に、ある日突然、リストラが宣告される。異議を唱える暇もなく、再就職に向かってスタートを切らざるをえないボビーだったが、現実は想像以上に厳しく、仕事が決まらないまま時間ばかりが過ぎていく。解雇手当は底をつき、車も家も手放す時が来た。その苦境のどん底でボビーが向かったのは、救いの手を差し伸べてくれる義兄のもとだった。翌日から義兄の下で大工として働き始めたボビーは、建築現場で汗水をたらす日々を通じて、自分自身の生き方を見つめ直すことになる。

やがて、豪邸よりも、高級車よりも大切なものを自分が失っていなかったことに気づくボビー。仕事とは何か? 家族とは何か? そして、自分の人生にとって一番大切なものは何なのか? リストラをきっかけに立ち止まって考える機会を得たボビーは、人と人との絆の大切さを学び、より人間らしく生きるための新たな価値観に目覚めていく。その再生の過程を、本作はきめ細かく描写している。

落ち込んで弱音を吐くボビーに対し、「あなたには両親も子供も私もいる」と優しく慰め、支える妻のマギーにローズマリー・デウィット。監督・脚本・製作を務めるジョン・ウェルズは本作を通じ、株価をつり上げるために大規模なリストラを行う経営者のあさましさを赤裸々に描くことで、大企業の虚業化を批判し、もっと実業に力を注ぐべきだと訴える。その社会性のあるメッセージは、かつてもの作り大国と呼ばれた我々、日本人の心にも強く響きわたるだろう。【Movie Walker】


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