アン・ハサウェイ、キャットウーマンの衣装不評に自ら反撃
クリストファー・ノーラン監督の最新作『ダークナイト ライジング』(2012年夏日本公開)でキャットウーマンを演じているアン・ハサウェイの写真が初公開され、「全然、キャットウーマンに見えない」として一部メディアから不評を買っている。
キャットウーマンというとミシェル・ファイファーやハル・ベリーのイメージが強く、顔に猫型の被りものをしたボンテージ風の超セクシーな女盗賊を思い浮かべてしまうが、公開された写真のハサウェイは、黒いレザースーツは着用しているものの、目元にゴーグルをつけ、長い髪を一つに束ねてバイクにまたがっており、キャットウーマンというより単なる女性ライダーのようにも見える。これを受け、米FOXニュースのサイトは「彼女がこれまでのキャットウーマンのようなセックスアピールを持っているかどうかは疑問だ」と書き、MTV.comに至っては「この衣装は地味すぎ。見栄えがしないし、セクシーさがない。何よりもまず、つまらない」と酷評する記事を掲載した。
さすがに気分を害したのか、そのMTVに対し、ハサウェイ本人が反撃に出た。「(新キャットウーマンの写真への)反応を幾つか送ってほしいと人に頼んだの。MTVの反応は『まあ、どうでも良いか』みたいな感じだったわね。でも、私が自信を持って言いたいのは、あの写真が嫌いな人は、あのレザースーツにできることの10%しか知らないということよ。そして、あの写真が気に入った人は、素晴らしくセンスの良い人だわ」とハサウェイは語ったとMTV.comが伝えている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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